【技術士】受かる気がしないというあなたに3年連続筆記合格の体験談をお話します!

技術士
こんにちは、ケンゴです。

技術士という資格は、エンジニアにとって最難関とも言われる資格の一つです。技術士合格を目指して毎年受験する人の中には、もう何年間も不合格を経験したという方も少なくないのではないでしょうか?

そんな人は、もしかすると以下のような悩みを抱えているのではないでしょうか?

  • 何年も試験に挑戦しているけど、合格できる気がしない
  • 自分は、このまま受け続けていて合格できる日は来るのだろうか?
  • そもそも合格している人はどんな勉強をしているのだろうか?
  • 毎年勉強を継続できずに失敗してしまうけど勉強を継続するコツはあるのかな?

上記のような疑問に、6年間落ち続けた末、3年間連続で筆記試験に合格し、2部門3分野の技術士資格を保有する僕が、筆記試験合格のために重要なポイントをお話します。

本記事の内容
  • 6回不合格、3回合格の両極端な経験をもとに合格に必要なポイントを解説します
  • 筆記試験に合格するための勉強を継続するためのコツを解説します
  • 技術士に合格すると何が変わるのか!僕の体験からわかったこと

6回不合格の後の連続3回合格の経験をもとに合格に必要なポイントを解説します

僕は、27歳で初めて技術士の試験に挑戦しました。しかし、結局のところそれから6年間筆記試験には合格できず、僕にとっては苦しい期間を過ごしました。

しかし、33歳のときに初めて筆記試験を通過し、口頭試験にも合格、晴れて技術士資格を取得することができました。その後は、2年目、3年目と連続で筆記試験に合格することができ、今では総合技術監理部門を含む2部門3分野の技術士資格を保有するまでになりました。

なぜ今まで落ち続けていた僕が急に試験に合格するようになったのでしょうか?

僕の技術的な知識量が急激に増加したのでしょうか?恐らくそうではありません。

この両極端な結果から、合格と不合格の違いをつぶさに分析してみわかったことがあります。

それは、以下のようなことです。

  1. 過去問をしっかり分析することで出題の傾向などがわかること
  2. 具体的な記述を意識することで読み手に正しいメッセージを届けること
  3. 論文内容をぱっと見で類推できる見出しをつけること
  4. 主語・述語の関係を正確に、目的語を明確にすること

これら4点について解説していきます。

1.過去問をしっかり分析することで出題の傾向などがわかること

皆さんは過去問題にしっかりと目を通して、出題者の意図の理解に努めていますか?これは技術士だけに係らず、どんな試験にも言えることですが、過去問題は今後の出題傾向を予測するための重要な情報源です。

過去問題をしっかり読み込み、出題者はこの試験で受験者のどんな技術を試しているのか、把握しましょう。過去の試験でどんなテーマから出題されているのか、把握できれば、次の試験で出題されるテーマについてもある程度予測が立てられるようになります。

僕がお勧めする方法、つまり僕自身がやったことは、過去の問題文をそれぞれ一単語あるいは二単語などのキーワードにまとめて、一覧表に整理する方法でした。この一覧表を整理する中で、近年頻出しているテーマや数年おきに出題されるテーマなどがわかってきました。

初合格の年はもちろん、その後2回の試験においても、僕はこの過去問の傾向分析をしていました。とてもお勧めの手法ですので、ぜひ試してみてください。

2.具体的な記述を意識することで読み手に正しいメッセージを届けること

不合格のとき、合格したときそれぞれの自分が書いた論文(後日再現)を見比べてみると、言葉一つ一つの使い方が変化していました。

どういうことかと言いますと、正しい言葉を使うこと、具体的な表現を用いることです。

正しい言葉というのは、例えば分析、考察、評価の違いや算出と算定の違いなど、日本語には類似の意味を持ちながら少しずつ意味の違い単語があります。このような言葉の意味を理解して、使い分けることが重要です。

もう一つの具体的な表現とは、例えば人工知能を示すAIという言葉がありますが、文中で使っているAIという言葉が単に機械学習を指すのか、ディープラーニングを指しているのかなどです。

どちらも、私たち受験者が採点者に正しく論文の意図を伝えるためには重要なポイントです。

このあたり、具体例を交えた解説は、また別の記事で書きたいと思います。

3.論文内容をぱっと見で類推できる見出しをつけること

これは、採点者目線に立つと見えてくるポイントです。

皆さんは、見出しに以下のようなタイトルを付けていることはないでしょうか?

  • はじめに
  • 課題
  • 解決策
  • おわりに

上記のような見出しは、よく使われますが、その内容は論文を読まないと全く想像すらできません。

そうではなく、各パラグラフで伝えたいメッセージを凝縮してキーワード化したものを見出しのタイトルとしましょう。

採点者は、とにかく膨大な数の論文を読む必要があります。恐らく、論文で何を伝えたいのか、一目でわからない論文はその時点でかなり不利になると考えられます。

4.主語・述語の関係を正確に、目的語を明確にすること

これは、以下のような点に気を付けてください。

  • 主語と述語が整合していない
  • 何が主語なのかわからない
  • 目的語がないため何をどうする、が読み取れない

論文を書くときに、主語と述語は何か、目的語は何か意識してみてください。特に2つ目ですが、私たち日本人が書く文章は、主語を省略することが非常に多いのですが、論文では、基本的に省略する主語を一人称の「私」のみにしてください。そうすることで、自分の中でも主語を意識する癖がついてくると思います。

以上で1から4のポイントを解説しましたが、これらはやはり一朝一夕でよくなるものではありません。普段の言葉遣いやメール文、報告書の文章を書く際に、常に相手にしっかりと自分の意図することが伝わる文章になっているのか確認してみましょう。

その積み重ねが文章力を向上させるコツだと思います。

筆記試験に合格するための勉強を継続するためのコツを解説します

誰にでも経験があると思いますが、はじめは「よし、やるぞ!」と思うのですが、試験が近づくにつれてだんだん勉強しなくなってしまうというモチベーションの低下は試験対策あるあるではないでしょうか?

僕が考えるに、その理由は大きく以下の3つではないかと思います。

  1. 資格を取得したあとの明確なビジョンがない
  2. 勉強を始めるときの腰がやたらと重い
  3. はじめから完璧な論文を作ろうとして挫折してしまう

一つずつ解説していきますね。

1.資格を取得したあとの明確なビジョンがない

これは人生の目的とも言えます。資格を取得すると自分はどうなるのか、資格を取得して自分は何をしたいのか、今後の人生の目的を明確にすることでモチベーションを向上させることができます。これは壮大なテーマですので、また別の記事で書きたいと思いますが、参考書籍を挙げておきます。

7つの習慣-成功には原則があった! スティーブン・R・コヴィー (著)

2.勉強を始めるときの腰がやたらと重い

勉強をはじめたいけど、なんとなく気分が乗らないことってありますよね?

よし、今日こそやるぞ、と思うのですが、なんとなくきついな、とか疲れているからまた明日にしよう、とか思ってしまうことがあると思います。

これ、実は自分の中でブレーキをかける習慣がとても深くこびりついてしまっていることが原因です。

例えば、何かを始めようとするとき、自然と心のなかで面倒くさい、だるい、きついなどの言葉を思い浮かべていないでしょうか?

上記のような言葉を普段からよく使うという人は要注意です。そういう人は、車のサイドブレーキを引きながらなぜアクセルを踏み込んでも前に進みづらいのか分からずに前に進もうとしているようなものなのです。

言葉の習慣、呪縛から逃れるコツは、上で挙げたようなマイナスの言葉を使わないようにすることです。使わないと同時に考えないということもとても重要ですね。ふと考えてしまいそうになるときは、まず自分で意識して、考えないようにすることから始めてみてください。

3.はじめから完璧な論文を作ろうとして挫折してしまう

これも重要な点ですね。誰しも完璧を求めてしまうことはあると思いますが、最初からうまくいくことはほとんどありません。まずは粗々でもよいので書き上げることだけを考えてみてください。もしくは、書き上げるまでいかなくても、一つのパラグラフを書き上げるとか、一文だけでも書き上げるとか、自分のレベルにあった小さなステップを作ってみてください。

これも私が参考になったと思う書籍を挙げておきますね。

「すぐやる人」と「やれない人」の習慣 (アスカビジネス) 塚本亮(著)

技術士に合格すると何が変わるのか!僕の体験からわかったこと

僕は、技術士をとってからいろいろなところに良い影響が出てきていると思います。大きく分けると次の3点ですね。

  • 自分に自信がついた(自分の中の評価)
  • 社内の評価が少し上がった気がする
  • 外部からの評価が上がった気がする

技術士をとってから、文章を書くということがどういうことなのか、考えることが多くなったと思います。この記事を書くこともそうですが、自分に自信がついたことで、自分の知っていることをシェアしたいという気持ちが芽生えたことも資格取得後の変化の一つでした。

また、社内の同僚からの評価は少なからず上がりますね。単に資格手当が出るという収入面での変化もありますが。

一番大きいのは外部からの評価ではないでしょうか。顧客は、技術士を持っている人という目で見てくれるようになりますし、顧客でなくても技術士をとることの難しさを知っている人から驚かれることもしばしばあります。

以前の僕は、資格というのはとれるかどうか運任せのような曖昧な気持ちで試験に臨んでいました。でも実際には、とるかとらないか、決めるのは自分なんだと、今は思うようになりました。こうした内面の変化も自分に自信がついたことの一つの表れなのかも知れませんね。

以上、ここまで読んでくださりありがとうございました。

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