こんにちは、kengoです。
人生というのは楽しいときもあれば苦しいときもあります。
実際、僕の体感では苦しい時間の方が長いような気がします。
その分楽しい時間をより楽しむことができるようになっているのかもしれません。
そして苦しい時間、時期というのは、人間関係がうまくいっていないときです。
その人間関係をもっと楽にできないか、あなたはいつもそう考えているかもしれません。
この記事では、僕がこれまで250冊以上の書籍を読んできて、人間関係を劇的に楽にすると感じた本を厳選して7冊ご紹介します。
ぜひ最後まで読み進めてください。
1.これを守れなければこの先読んでも意味がありません
最初に約束していただきたいことがあります。
既に分かっている人には釈迦に説法というものですが、人間関係を悩む人の多くは大事なポイントが抜け落ちています。
そのポイントとは、「思い込み」の強さです。
人の話を聞いても、心のどこかで「そんなことあるわけがない」「自分にはどうせ無理だ」「あぁそんなことか」と言って実行に移そうとしません。
なぜなら、「自分の考えが正しい」と思い込んでいるからです。
少し厳しめに感じるかも知れませんが、数年前の僕自身がそうだったので、気持ちはよくわかります。
実行に移すというのは、この記事で言えば下でご紹介する本を一冊でも買って読んでみる、といった行動のことを指します。
ざっとこの記事全部を読んでもらえるのはとてもありがたいことです。
しかし、僕が本当に望むのは、あなたがここで紹介する本を読み、実際に行動を変えることです。
ぜひ、この記事を読むだけで終わりにせず、気になる本を一冊でも二冊でも購入して読んでみてください。
たった千円や二千円で今後の人生が変わるかもしれないと思えば、とても安い投資ではないでしょうか。
さて、心の準備ができたら、読み進めてください。
2.人間関係が劇的に楽になる本【7選】
冒頭でも書きましたが、僕も数年前、人間関係に苦しみ、心療内科で適応障害とまで診断された経験があります。
その後、ここで紹介する本を始め、いろいろな心のあり方に関する本に出会い、今では人間関係の悩みをほとんど感じない状態にまで成長しました。
ここで紹介する本は、どこか共通点もありますが、まずはあなたが「気になるな」と思った本を手に取っていただけると嬉しいです。
嫌われる勇気(岸見一郎・古賀史健著)
一冊目はこれです。
この本は、とある哲学者と普通の会社員の青年との対話形式でまとめられています。
哲学者は、アドラー心理学を修めた心理学者です。
アドラー心理学の最大の特徴は、ユングやフロイトといった有名な心理学者が説く「原因論」ではなく「目的論」ベースにしている点です。
目的論について簡単に説明します。
例えば不登校の男の子がいたとします。
原因論では、例えば家庭環境が悪かったから不登校になったんだ、という説明がされます。
でも目的論を使うと、その男の子は、両親の気を引きたいという目的があるから不登校になる、という説明をします。
上記はあくまで例であって、原因も目的も適当に考えたものですので、ご了承ください。
あなたが今とっている行動にも、何かしら目的があってそうしている、そう説明しています。
また、人の気持ちと自分の気持ちは他人の課題と自分の課題で全く異なるものであるとも言っています。
つまり、人がどう考えるか、自分のことをどう思うか、そんなことは悩んだところで何も変えようがないというわけです。
アドラーは言います。人の悩みは100%人間関係であると。
私はあと10年早くこの本を読みたかった、読んだときに思いました。
7つの習慣(スティーブン・R・コヴィー著)
二冊目はこれです。
こちらも名著中の名著です。
全世界で4000万部売れている超ベストセラーです。
人生を生きる上で、人間にとっての原則を著した本となっています。
僕が初めて読んで、ハッとしたのは、第2の習慣「終わりを思い描くことから始める」です。
この習慣は、あなたの人生の目的は何か、と問うています。
あなたは自分が死んだ後、自分の葬式の弔辞で、友人になって言ってもらいたいでしょうか。
妻に、夫に、子供達に、なんと言われたいでしょうか。
その弔辞の内容こそ、あなたが人生をかけて手にするべき目的なのです。
私達はこれまでの学校教育の中で、人生の目的を考えよ、などと教わったことはないはずです。
そのため、誰も数年先の未来さえ考えずに日々を過ごします。
目的なく生きているが故に、人の評価軸で生きてしまいがちです。
人の評価によって心は揺り動かされ、疲弊してしまいます。
この本は、間違いなく僕の人生を激変させた一冊です。
人生を変える一番シンプルな方法-セドナメソッド-(ヘイル・ドゥオスキン著)
三冊目はこれです。
『人生を変える一番シンプルな方法-セドナメソッド-』(ヘイル・ドゥオスキン著)
この本は、人の感情や欲求について書かれた本です。
あなたは怒りや悲しみ、無気力と言った気持ちを持ったとき、どのように対処しますか?
多くの場合、こういった「感情」に対処するということすら考えることなく、感情に振り回されていることでしょう。
この本の驚くべきところは、この「感情」を手にし、握りしめているのは、実は僕達自身なのだと言っている点です。
例えば「怒り」という感情を持ったとします。
あなたは小さな息子のいたずらについイライラして息子を怒鳴りつけます。
そして怒鳴りつけた後、後悔している、なんてことはないでしょうか。
この本で紹介するセドナメソッドは、その怒りの感情を自ら手放しましょう、と言います。
感情を解放する、と表現されています。
感情を解放するなんて聞いたことありますか?
でもこの本を読んで、その手順に沿って試してみると、みるみると心が軽くなるんです。
僕も最初に読んだときは本当に驚きでした。
そうか、感情を持ち続けるという選択をしていたのは、実は自分だったんだなと気付かされました。
無気力、悲しみ、恐れ、渇望、怒り、誇り(プライド)と言った負の感情を解放することで、勇気、平安、需要というプラスの感情を持つことができるようになります。
これほど人間関係を円滑に進めるために重要な法則があるでしょうか。
この本を読むと、この先の人生にワクワクせずにはいられません。
Search Inside Yourself(チャディー・メン・タン著)
三冊目はこれです。
『Search Inside Yourself』(チャディー・メン・タン著)
この本は、Googleで実践されている瞑想を紹介した本です。
瞑想のことをこの本の中ではマインドフルネスと呼んでいます。
僕達は普段、四六時中頭の中で何かしら考え、判断しています。
そして、あなたを疲れさせるのは、先ほど紹介したような負の感情です。
マインドフルネスとは、心をマインドフルな状態にするための方法です。
マインドフルというのは、心が豊かな状態とでも言えばよいでしょうか。
楽な姿勢で、静かに目を閉じ、あなたは自分の呼吸に意識を向けます。
極力何も考えず、頭の中に森の中の泉があるかのように、静かに自分の呼吸に意識を向けます。
そのマインドフルネスがあなたの心を落ち着かせ、メンタルを安定させます。
一日五分でも、一分でも、最初は一呼吸でも構いません。
マインドフルネスを続けていると、ストレスから自由になることができます。
僕は、適応障害で会社をお休みしているときにこの本に出会いました。
この本は、僕に幸せとは何かを初めて教えてくれた本でした。
すべての不調は自分で治せる(藤川徳美著)
五冊目はこれです。
この本は、四冊目までとは少し毛色の異なる本です。
心の不調も体の不調もすべては自分で治すことができると説いています。
僕達には、普段の食事で決定的に不足している栄養素があります。
それはタンパク質です。
タンパク質の不足が慢性疾患の原因であると断じています。
充分量のタンパク質を摂取するためにおすすめなのが、プロテインです。
僕はこの本に従ってプロテインを飲むようになりましたが、すぐに現れる効果としては、食事を摂り過ぎなくなることです。
プロテインでタンパク質を補うと、体が栄養を摂ったと感じるためか、空腹感が抑えられます。
それまでは、ついご飯や小麦などの炭水化物を摂りすぎて、仕事中に眠たくなったり、お腹を壊したりしていましたが、プロテインを摂るようになってからはその頻度は激減しました。
さて、タンパク質については摂り過ぎに注意すべき、というサイトも多く見かけます。
この本の中で言われているのは、タンパク質を摂り過ぎることはできないということです。
なぜなら、吸収できるタンパク質量は人によって異なり、それを超えればお腹を壊して便となって排泄されるからです。
実際、タンパク質を摂り過ぎると危険と書いてあるサイトで、何gが摂り過ぎだと書いてあるサイトは見たことがありません。
ただ、この記事だけで鵜呑みにするのではなく、ぜひこの本を一度読んでいただき、ご自身で判断されるようにしてください。
自分を浄化すると幸せになれる(岩崎順子著)
六冊目はこれです。
この本は、人と自分との距離感について書かれている本です。
心の成長には4段階のステージがあると説いています。
ステージ1:人から心のエネルギーを与えられ続けるステージ
ステージ2:人に心のエネルギーを与え続けるステージ
ステージ3:自分自身に心のエネルギーを与え続けるステージ
ステージ4:自分自身に心のエネルギーを与えながらも周囲にも与えられるステージ
なんとなくわかるかも知れませんが、ステージ1、2にいる人は、人間関係がうまくいかないことが多いです。
ステージ1は、相手に依存するがあまり、自分の意志や軸がなく、人に振り回される状態です。
ステージ2は、一見しっかりものですが、相手が自分の言うとおりにしないと不機嫌になったり怒り出したりするタイプです。
「教えてあげる」と言いながらマウントをとってくるタイプですが、このタイプの人も結局は人に依存してしまっているんですね。
自分との相手との関係がとてもわかりやすく表現されていて、自分が今どのステージにいるのかがわかります。
EQこころの知能指数(ダニエル・ゴールマン)
七冊目はこれです。
IQ(Intelligence Quotient)知能指数という言葉を聞いたことがあると思います。
IQは知能の高さを表す指数として知られています。
一方EQ(Emotional Quotient)は、心の知能指数と呼ばれています。
あなたはよく「あの人頭はいいんだけど、話しかけづらいよね」なんて会話を耳にしませんか?
あるいはあなた自身もそういった表現をすることがあるかも知れません。
頭がいいのはIQの分野ですが、人とのコミュニケーションはEQの分野です。
EQの高い人は、相手の気持ちを察知し、上図にコミュニケーションをとることができます。
この本では、成功に必要なのはIQではなくむしろEQだと教えてくれています。
そしてEQを育むためには、まず自己認識と言って、自分の感情を自分自身がしっかりと認識することから始めることが大事だと言っています。
自分の感情がわからなければ相手の感情を理解しようがありませんからね。
この本は、自分は能力的に人よりも劣っていると思い込んでいる人にぜひ読んでいただきたい一冊です。
3.まとめ
もともと僕自身が人間関係で多くの悩みを抱えていました。
そのため、これまでに数百冊と本を読み、答えを探し続けてきました。
そんな中で、徐々に自分の中の思い込みがほぐれていったのがわかりました。
冒頭にも書きましたが、「自分はどうせ変われない」という思い込みこそがあなたを今の場所に縛り付けている根本原因です。
ぜひここでご紹介した本をどれか一冊でもよいので読んでみてください。
きっと新たな人生の一歩目を踏み出すことができるはずです。
参考になれば嬉しいです。
以上です。ここまで読んでくださりありがとうございました。
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