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起業初期の商品作りで陥りがちな罠【好きなことでは稼げません】

悩む人

起業を考えているのですが、どうすれば売れる商品を作ることができるでしょうか?

今回はこんな疑問にお答えします。

この記事の内容
  • 短期間で大きく稼ぐことを諦めてください
  • 一発目の商品で大儲けしようとするのを止めてください
  • 自分ができること、得意なことを起点に商品を作るのを止めてください
  • 周りの人が何に困っているのか、何に悩んでいるのかに耳を傾けてください
ちょっと自己紹介
  • 僕は35歳のときに適応障害になり、会社を半年間休職しました
  • それを機に、会社に依存せず自分の力で稼げるようになることを志しました
  • それから6年後、会社を辞めて独立、起業しました
  • 今は顧客管理とマーケティングのコンサルタントをしています

僕は、起業する前に5年間ほど副業を経験しました。

副業をしながら感じたことは、売れる商品を作ることの難しさです。

そしてついに念願の独立を果たしましたが、独立一か月のうちに月数十万円の案件を3件成約することができました。

そしてこれらは、主に自分の売り込みというよりは紹介によって発生した案件です。

この記事では、これらの経験をもとに、これから起業しようと考えている人に向けて売れる商品作りのコツをお伝えします。

1.商品作りの陥りがちな3つの罠

まずは、起業初期の人が陥りがちな3つの罠を紹介します。

  • 短期間で大きく稼ぐことを諦めてください
  • 一発目の商品で大儲けしようとするのを止めてください
  • 自分ができること、得意なことを起点に商品を作るのを止めてください

誰もが、楽に、早く結果を出したいと考えています。

ですが実のところ現実はそんなに甘いものではありません。

ですので、もしあなたが上記の3つに当てはまっているとしたら、まずはその考えを捨ててください。

2.ニーズを把握する

陥りがちな罠の3つ目でご紹介しましたが、多くの人は自分の能力やスキルに着目してしまいがちです。

そのため、

  • 自分には特筆するほどのスキルがない
  • あの人に比べて自分には大した能力がない
  • 偉大な起業家のような大きな野望や夢は持っていない

などと考えて諦めがちです。

ですが、そもそも自分の能力を起点に商品を作っても、ニーズがなければ売れることはありません。

これらの要素が全く役に立たないわけではないのです。

要は、社会や周りの人が何に悩んでいるのか、何に困っているのかをしっかり聞き取るということ、これらの悩みを解決する商品を作り、そのために自分のスキルを役立てることが必要なのです。

3.具体的な商品作りのコツ

商品と言っても、考え方は様々です。

大きく分類すると、以下の4つに分けて考えることができます。

  • 物販
  • 人の商品の紹介
  • 自分のコンテンツを販売
  • 人のビジネスの支援(サービス)

物販

物販とは、文字通り「モノ」を仕入れて販売することです。

ただ、仕入れた商品を右から左に転売する方法もあれば、仕入れた材料をもとに加工して販売する方法など、物販の中でも商品作りの方法は様々です。

また、転売というとあまり良くない印象を持つ人もいますが、実は全くそんなことはなく、仕入れの手間を省いてくれているので、転売も立派なビジネスなのです。

実のところ、全てのビジネスは広義では転売に当たります。

仕入れ→加工→販売

物販の場合は、売れる商品を見極める力が必要です。

または、他社との差別化を図るための加工処理という方法もあります。

要は、どうすれば他社よりも多く売れるのかを考える必要があるということです。

また、売れる流れさえ作れれば、販売数を増やすことで利益も増やせます。

一方で、仕入れ原価が発生しますので、ある程度原価によって利益を圧迫されるということを覚えておきましょう。

人の商品の紹介

自分で商品を作れないという人は、人の商品を紹介することで紹介手数料を得るという方法もあります。

ASP(アフィリエイト・サービス・プロバイダー)と契約することで、WEBサイト上で人の商品を紹介しても良いですし、直接知り合いの商品を販売して紹介料をいただく方法もあります。

自分が気に入った商品を紹介することでお金を稼ぐことができますし、物販のような仕入れ原価も発生しない効率のよいビジネスモデルです。

自分の商品を作りたいという欲求がそれほどないのであれば、人の商品の紹介は現実的なビジネスとなります。

自分のコンテンツを販売

また、やはり自分の考えた商品を販売したいということであれば、自分で考えたコンテンツを商材にして販売する方法があります。

例えば、

  • デザイナー養成講座
  • 起業塾

などの○○講座がすぐに思いつけます。

対面式でコンテンツ販売してもよいですし、電子ファイルやDVDなどの教材にまとめて販売してもよいです。

自分のこれまでの経験をまとめて販売することができるため、原価もそれほどかからない方法です。

人のビジネスの支援(サービス)

最後に、人のビジネスの支援をするビジネスを紹介します。

一般的には、

  • コーチング
  • コンサルティング

などが、これに当たります。

僕が提供している「顧客管理」もコンサルティングの一種です。

ここまでいくつかの商品作りの考え方をご紹介してきましたが、くっきりはっきりとした境界線は正直ありません。

何が一番良いのかも決まっていませんので、ぜひあなたに合った方法で商品作りに取り組んでください。

最初にお伝えしたように、一発目で大儲けしようと考えるのは止めて、何度もいろいろな商品を世に出しながら、経験値を積むことをお勧めします。

4.まとめ

冒頭からネガティブなことをお伝えしましたが、下記の3つは商品作りにおいてベースとなる考え方ですので、これらを頭に入れておいてください。

  • 短期間で大きく稼ぐことを諦めてください
  • 一発目の商品で大儲けしようとするのを止めてください
  • 自分ができること、得意なことを起点に商品を作るのを止めてください

これら3つをポジティブに置き換えると、

  • まずは商品を作り販売するというプロセスを続けること、楽しむことにフォーカスしましょう
  • 何度も挑戦と失敗を繰り返した後に成功がやってきます
  • 周囲の人のお悩みを解決する商品を考えてください

ということになります。

ぜひ頭の片隅に入れておいてください。

この記事があなたにとって何らかの参考になれば嬉しいです。

以上です。ここまで読んでくださりありがとうございました。


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