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自分がいなくても安定して回るビジネスをつくる方法【シンプルな考え方】

2024年1月23日

悩む人

ビジネスの売上を少しずつでも拡大していきたいのですが、今現在のお仕事が忙しすぎてこれ以上集客やセールスの時間を増やすことができません。

どうすれば売上を拡大していけるでしょうか?

今回はこんな疑問にお答えします。

この記事の内容
  • ビジネスには、どんどん自分の時間が減っていくものと自分の時間を遣わなくても売上が上がっていくものと二種類あります。
  • 自分がいなくても回るビジネスをつくるためには、自分のビジネスの工程の一つ一つを順番に細かく辿っていき、書き出していく必要があります。
  • そして徐々に人に任せられるところ、アウトソーシングできるところを手放していきます。
ちょっと自己紹介
  • 僕は35歳のときに適応障害になり、会社を半年間休職しました
  • それを機に、会社に依存せず自分の力で稼げるようになることを志しました
  • それから6年後、会社を辞めて独立、起業しました
  • 今は顧客管理とマーケティングのコンサルタントをしています

個人でビジネスをしていると、売上増加とともに時間が無くなっていきます。

僕自身はどうかと言うと、やはり労働集約型のビジネスをしているため、どこかで売上の上限がやってくるはずです。

労働集約型というのは自分が動いた分、働いた分だけ報酬が得られるということです。

でも、今労働集約型のビジネスをしているからと言って、将来もこれを続けていくのかと言えば、そこにはまた別のゴールがあります。

この記事では、ビジネスの売上を安定させて、かつ拡大していくには何をすればよいのか、その考え方の部分をお伝えします。

1.ビジネスは大きく分けて2種類

「ビジネス、安定」と検索すると、ストックビジネスとフロービジネスについて書いてある記事が多数ヒットします。

でも正直なところ、何がストックで何がフローなのか、いまいちわからなくないですか?

なので、このストックとかフローっていう部分をもうちょっと噛み砕いてみます。

2種類のビジネスとは

2種類のビジネスというのは、要は売上が上がってくるに連れて時間がなくなるのか、売上が上がっても働く時間は変わらないのかです。

この2種類をわかりやすく分類すると、

  • 自分がいなければ回らないビジネスなのか
  • 自分がいなくても回るビジネスなのか

この2種類に区別することができます。

自分がいなければ回らないビジネスのイメージ

自分がいなければ回らないビジネスのイメージと言うのは、例えば、

  • 自分が営業しないと仕事が受注できない
  • 自分がデザインしないとクオリティが低下する
  • 自分が書かないと上手な文章にならない
  • 自分がアイデアを出さないといけない・・・・

という具合に、自分が歯車の1つになっている状態ですね。

耳慣れた言葉だと、ワンマン社長なんて言葉がありますが、ワンマン社長が経営する会社はその社長がいなければ回らないので、社長はいつまで経っても時間がつくれないということになります。

自分が先頭に立って仲間や社員を引っ張る、そう言えば響きはいいのですが。

カッコいいですよね。

「社長さすがです!」なんて社員に言われると嬉しいですしね。

自分が必要とされる立場で働くのは、それはそれで楽しいものです。

ただ、自分が病気で倒れたり、怪我で長期的に現場を離れたりと言ったアクシデントで一気に経営が傾くリスクがあることは頭に入れておかなければいけません。

そもそも個人経営であったり、一人社長だったりすると、自分が働けなくなるととたんに売上が減少してしまいます。

なので、僕はどちらの働き方が良いか、という議論ではなく、どちらも選べる状態をつくることが大事なのではないかと思っています。

自分がいなくても回るビジネスのイメージ

これはもう、世の中の大企業をみればすぐにわかりますね。

例えば、マクドナルドなんかは身近な例の一つです。

僕の知り合いにも、自分はほとんど関与せず経営自体も人に任せてしまっているビジネスオーナーが何人かいらっしゃいます。

そういう状態をつくることができれば、自分は働きたいときに働くことができ、時間の自由も増えていきますね。

例えば、誰でもビジネスオーナーになる方法があると言ったらどうでしょうか。

簡単に誰でもビジネスオーナーになれる方法があります。

それは、株式投資です。

大企業の株を買えば、誰でもビジネスオーナーになることができます。

単にビジネスオーナーなると言ってもあまりイメージ湧かないと思います。

でも「株を買う」と言えば、かなり身近な方法としてイメージできませんか?

株を持つと言うことは、その会社の所有権を持つということです。

例えそれが100株であったとしても、その会社の利益に応じた配当を受け取ることができます。

つまり、自分がいなくても回るビジネスですね。

やや脱線しましたが、要はその状態を自分でつくれるかどうかがビジネス拡大の鍵ではないでしょうか。

2.自分の中のゴールをどこに置くのか

いや、だってさぁ、自分がいなくても回るビジネスなんて創れないよ、、、

と言いたくなる気持ちもわかります。

なので、自分がいなくても回るビジネスをどうやってつくっていくのか、順を追って書き出してみます。

ゴールをどこに設定するのか

まずは何を置いてもこれです。

どこを目指すのか、を最初に決めることです。

ずっと自分中心で回したいのか、将来は自分の自由な時間を増やしていきたいのか。

まずはこの二択ではないでしょうか。

僕自身はどっちか。

それは「将来は自分の自由な時間を増やしていきたい」です。

というのも、顧客管理やマーケティングの仕事は楽しいですが、他にもやってみたい事業、ビジネスがいくつもあります。

仕組みをつくって別の事業に充てる時間を確保しないと、いくつもの事業は回せません。

なので、まずは自分の到達したい場所を決めましょう。

ここが始まりです。

そもそも仕組み化とは何かを考える

わからないことをわからないままにしておくと先に進めません。

そもそも最初から言っている「自分がいなくても回るビジネス」とは何なのか。

その答えを知りたいですよね。

あなたの周囲でも似たような言葉を使っている方がいらっしゃると思います。

例えば、こんな言葉。

  • 集客の自動化
  • ビジネスの仕組み化
  • 再現性のあるビジネス

実は、どんなビジネスであっても自分なしで回る経営というのは可能です。

自分がやっていることをマニュアル化して人に任せればいいだけだからです。

単純な例を考えてみます。

自分がラーメン屋さんを経営しているとします。

これまでは自分がスープを作り、麺を茹で、お客さんに提供し、お会計をしていたとします。

その一切の仕事をマニュアルに落とし込んで、人に任せてみることを想像してみてください。

人を雇って、経費が月20万かかったとしても、売上が40万上がれば利益が20万残ることになります。

とってもシンプルな想像ですが、そのマニュアルに従って、1人、2人と従業員を増やしていけば、単純計算して2人で40万の利益ということになります。

なので、仕組み化というのはマニュアル化ですよね。

それはつまり、再現性という意味でもあります。

3.自分がいなくても回るビジネスを設計するには

ただ多くの個人ビジネスを経営している方にとって、このマニュアル化のハードルが高いように感じます。

マニュアルを作るためには、自分のビジネスを「体系化」する必要がありますよね。

これがまた面倒なわけです(汗)。

仕組み化したいけど、どうやって落とし込めばいいのかわからない!

そこが苦手であれば、仕組み化自体をできそうな人に相談するとか、マニュアル化を手伝ってもらう、任せてみるというのも最初の仕組み化のステップではないでしょうか。

全てのことを自分でやろうとすると何も前に進まなくなってしまいます

例えば、僕がビジネスの仕組み化を考える方法というのは、非常にシンプルです。

最初から最後まで、つまり仕入れから売上、そしてリピートまでの流れを順番にたどっていくだけです。

ただその際、細部までしっかり考える必要があります。

仕入れにかかる時間やコスト、人間関係のストレス、お客さんからのクレーム、ありとあらゆるパターンを想像していって、それらへの対処法を考えていきます。

時間はかかりますが、こうして順を追って考えていけば、何をマニュアル化すれば仕組み化できるのかがわかってきます。

ぜひあなたのビジネスを仕組み化できないか、考えてみてください。

きっと面白いですよ^^

4.まとめ

まずあなたがやるべきことは、自分のビジネスをどのような状態に持って行きたいのか、そのゴールを考えることです。

  • 自分がいなければ回らないビジネスなのか
  • 自分がいなくても回るビジネスなのか

自分がいなくても回るビジネスをつくりたいというのであれば、仕入れから売上、そしてリピートまでの流れを順番にたどっていき、人に任せられるところを徐々に手放していってみましょう。

一時的とはいえ利益が下がるので、最初は恐ろしいかもしれませんが、これをしなければいつまで経っても自分の時間をつくることができません。

あなたは、どちらを選びますか?

この記事があなたにとって何らかの参考になれば嬉しいです。

以上です。ここまで読んでくださりありがとうございました。


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