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文章力を上げたいなら文章のトレーニングを辞めてください

2024年3月13日

こんにちは、kengoです。

文章力を上げたいと思っている人はたくさんいます。

僕もそう思っていますし、たぶんあなたもそう思っていますよね。

でも文章力を高めたいと思っている人の大半が間違ったトレーニングに取り組み、結果挫折してしまっています。

この記事では、文章力を高めることの本当のメリット、注意点をご紹介します。

今、この時から、そして毎日でも続けられる文章力向上の対策をお伝えしますので、ぜひ最後まで読んでいってください。

1.そもそも文章力とは何か

そもそも文章力とは何でしょうか?

文章力と言う話題に限った話ではありませんが、何か変化させたい、成長したいと思ったときに、その対象の定義を考えることが必要です。

今回で言えば「文章力の定義」ですね。

文章力というのは、相手に伝える力ではないでしょうか。

とてもシンプルな答えですよね。

文章や言葉というのは、そもそも人に何かを伝えるためにあります。

まずはその根本的な意味を押さえましょう。

2.文章力を高めることで何を解決したい?

そしてあなたは文章力を高めることでどうなりたいと思っているでしょうか。

恐らく何か悩みがあって文章力を高めたいと思っているはずです。

  1. 文章が下手で上司に怒られる
  2. いつも友人にLINEの意味を間違えられる
  3. 社内や仕事でメールを送るといつも質問が返ってくる
  4. 資格試験が論文や記述式なので文章力が必要
  5. ただなんとなく自分は文章が下手だと思っている

まず5番の場合は、まず考えを改めてください。

何も悩みがないのに下手だと思い込むのは時間の無駄ですから。

1~4の方は、文章力を高めたいですよね。

この場合も先ほど挙げた文章力の定義から考えてみてください。

要は、相手に自分の意図が伝われば悩みは解決されると思いませんか?

相手に伝わりさえすればいいのであって、別に文章力が高い必要はありませんよね。

文章力で悩む人は本を書こうとは思いませんしね。

3.実は根本的にずれている!本当にやるべき文章力アップの方策

では、相手に自分の意図を伝えるための文章力を獲得するためにやるべきことは何でしょうか。

普段の会話は伝わっているか

まずは普段上司や友人、恋人との会話を思い出してみてください。

文章力の前に、会話であなたは自分の意図を伝えることができていますか?

会話で伝えられないのであれば、文章の前にまずは話す順序などに気を遣ってみましょう。

相手に伝わらなかったり、「わかりにくいんだよ」なんて言われたりすると、どうしても委縮してしまいますよね。

でも、あなたにとって話しやすい相手が誰か一人ぐらいはいるんじゃないでしょうか。

その話しやすい人に聞いてみましょう。

自分の話はわかりやすいのか、またはわかりにくいのか。

どんな順序で話せばよいのか。

実際のところ、文章力がアップするかどうかは、相手に伝えたいという想いの強さに比例します。

何も伝えたくないのに文章力だけアップすることなんてできないんです。

ここが多くの人が間違えているポイントです。

会話と同じ順番で文章を書く

もし、今の時点であなたが会話で自分の意図を伝えることができているならば、もう文章力に悩むことなんてありません。

文章だと思ってかしこまったり、難しい言い回しを使わなければとか、子供っぽい表現は使いたくないとか考えると逆に伝わらない、わかりにくい文章になってしまいます。

普段の会話のとおりに文章を書き出してみましょう。

ただ、お客様や上司など、敬意を表する必要のある人に向けてタメ口で文章を綴るなどはさすがにまずいので、です・ます調の丁寧語ぐらいは使いましょう。

難しい表現を使う必要はない

上でも少し触れましたが、まずは難しい表現を使わずに、シンプルに書き出してみましょう。

あなたがカッコいいと思っている文章は、実は相手にとって不可解で、わかりにくい場合が多いです。

そんな誰かの真似をするような文章ではなく、もっとシンプルに自分の伝えたいことを書きだす、それも簡単な言葉で書き出すことが文章力アップのコツです。

確かに本をたくさん読めばそれだけ文章には精通します。

でも文章力を高めるための読書は長続きしませんし、何より大してあなたの文章力アップに貢献しません。

そうではなく、もっと強く、相手に何を伝えたいのか、どうやったら伝わるのか、その根本的なところに目を向けてください。

しつこいようですが、文章力とは相手に伝える力です。

普段の会話でもトレーニングできますので、意識してみてください。

4.まとめ

そもそも文章力とは何かを考えてみましょう。

上手な文章は書けなくても、相手との意思疎通ができていれば、それは立派な文章力です。

下手に読書をしたり、人の文章を真似たりするのではなく、普段の上司やお客様、友人、恋人との会話の中で、どのように話せば伝わるのかを考えてみてください。

会話で伝えることができるなら、文章で伝えることも難しいことではありません。

参考になれば嬉しいです。

以上です。ここまで読んでくださりありがとうございました。


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