自分には文章力がないからブログを書くなんて無理だと思っています。 でも実際、文章力がない人ってどんな人ですか?
今回はこんなお悩みにお答えします。
この記事の内容- そもそも文章力とは何か
- 文章力がない人の意外な特徴7つ
- 文章力をあげるためにお勧めの方法3つ
- 毎日ブログを投稿しています。
- 週に3回メルマガを配信しています。
- LP、HPの制作でライティングをしています。
- 技術士という論文試験が課される工学分野最高峰の資格を3つ保有しています。
文章力がないと悩む人は意外と多いのではないでしょうか。
でも文章力は才能ではなく、日々のちょっとした意識の変化だけでも文章力をアップさせることは可能なんです。
文章力がないと悩んでいる人の助けになれれば嬉しいです。
1.文章力とは何か
そもそも文章力とは何でしょうか。
自分には文章力がないと思っている人の多くは、作家が書くような文章をイメージして、あんな文章が書けたらなぁとか、自分には無理、などと考えてしまいがちです。
でも実は物書きでもない限り、それほどの文章スキルは必要ありません。
普段仕事で作成する報告書や議事録を作成する場合に必要な文章とは、相手に自分の意図を伝えることを目的としています。
つまり文章力とは、
相手に自分の意図したことを伝える力なんです。
2.文章力がない人の意外な特徴5つ
文章力がない人の特徴をいくつかご紹介します。
中には、「それ、文章と関係あるの?」というような、一見関係ないと思われがちなものもあると思いますが、まずは全部読んでみてください。
一文が長い
一文が長過ぎると読み手は意図を読み取れなくなります。
例えばA4版で文章を作成するとした場合、一文の長さは長くても三行以内にするとよいです。
理想は一行~二行です。
長くなり過ぎると、読み手は最初の方に書いてあったことを忘れるため、理解度が削がれてしまいます。
主語がわからない
主語がわからない文章は、何を言いたいのかわからなくなる傾向があります。
「誰が」「何が」という主語をなるべく省略せずに書くようにするとよいです。
日本語は、主語がなくてもある程度意味が通じる言語です。
そのため主語が省略されがちですが、「私は」などの自分が主語になるとき以外は、極力主語を明示するようにしましょう。
主語がはっきりすれば、読み手は二度読み、三度読みしなくてもよくなるため、意味が通じやすくなります。
「これ」とか「それ」を多用するのでつながりがわかりにくい
「これ」や「それ」、「この」や「その」などのいわゆる「こそあど言葉」を不用意に使うと、読み手は、「何のことだっけ?」と前の文章を読み返す必要があります。
こそあど言葉を使うときの目安としては、「これ」や「それ」が意味する言葉が一つ前の文章中で登場している場合に限定しておくとよいです。
最初は面倒くさく感じるかも知れませんが、主語や目的語を明記することで自分にとっても後から読み返しやすくなります。
主語と述語が一致していない
主語と述語が一致していないというのはイメージしにくいかも知れません。
例えば、
- 私が大切にしていることは、妻と食事にいきます。
- その論文が示しているのは、実験が成功しました。
のような文章です。
これを正しく書き換えると、
- 私が大切にしていることは、妻との食事です。
- その論文が示しているのは、実験が成功たということです。
となります。
これは文章を書き慣れないとなかなか気付きにくいかもしれません。
逆に、上の例文の意味がパッと理解できるようでしたら、気にする必要はありません。
相手の理解よりも自分が伝えたいことを優先する
これは文章の書き方というよりも、マインド的な部分です。
冒頭で書いたように、文章力というのは相手に自分の意図を伝える力のことです。
相手が理解しやすいかどうかを無視して自分の言いたいことだけにフォーカスしてしまうと、文章が冗長(無駄に長い)になったり、無用な修飾語句が多くなったりします。
文章というのは、必要最小限まで言葉をそぎ落とすことでより理解しやすいものができあがります。
必要最小限の文章を書くためには、まずは相手が理解してくれるかどうかに思い巡らせることが大切なんです。
一見文章とは関係のない心のあり方も、良い文章を書くためには必要なことなんです。
結論がわからない
よく結論は最初に書きなさい、と言いますね。
そのとおりです。
わかりにくい文章というのは、最初に結論がなく、下手をすると後ろにもどこにも書いてない場合があります。
文章を書き始める際、最初に考えるのは、何を相手に伝えたいかです。
伝えたいことを絞り込んだ上で、そのテーマに向かって文章を作っていきましょう。
理解できない単語を多用する
先ほどのマインドの部分と似ていますが、相手の理解度を無視した文章というのは、専門用語などの一般的に理解されにくい単語が多用されていることがあります。
言葉の使い方については、多少慣れが必要ですが、専門用語は使わずに、誰でも理解できるに変換することを意識しましょう。
3.文章力をあげるためにお勧めの方法3つ
次に、文章力をアップさせるためにお勧めの方法を3つお伝えします。
本を読む
まずは本を読むことです。
ただ、単に読むのではなく、その本の文章が読みやすいのかそうではないのか、あるいは自分だったらどう考えるのかなど、考えながら読んでみてください。
作家によっても文章の特徴が異なります。
作家ごとの特徴まで見えてくると、かなり文章力が上がってきたと思ってよいでしょう。
読みたい本が見つからないときは、こちらのページでいくつかお勧めの書籍を紹介しているので参考にしてみてください。
文章を書く
「読む」の次は「書く」です。
このときも、ただ何も考えずに書くのではなく、どうすれば相手にとってわかりやすい文章になるのか考えながら書いてみましょう。
文章全体の構成や主語と述語の関係、結論はどこにあるのか、一文は長くないかなど考えながら書いてみてください。
改まった文章だけでなく、メールやSNSなど、書く機会はたくさんあります。
いろいろなところで、この記事のことを思い出すようにしてください。
普段の会話で結論を先に言う
文章を読むのも書くのも最初は面倒だという人は、人との会話の中で、どうすれば伝わりやすいのか考えながら話すようにしてみてください。
例えば、最初に結論を伝えることなどは、会話でもできます。
どんな言葉を使えば理解してもらえるのか、自分の話が無駄に長くなっていないかなど意識してみてください。
普段の意識は文章に反映されます。
きっと文章も上達していくはずです。
4.まとめ
文章力がない人には、以下のような特徴があります。
- 一文が長い
- 主語がわからない
- 「これ」とか「それ」を多用するのでつながりがわかりにくい
- 主語と述語が一致していない
- 相手の理解よりも自分が伝えたいことを優先する
- 結論がわからない
- 理解できない単語を多用する
また、文章力をアップさせるためには、以下のことを試してみてください。
- 本を読む
- 文章を書く
- 普段の会話で結論を先に言う
参考になれば嬉しいです。
以上です。ここまで読んでくださりありがとうございました。
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