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適応障害で苦しんだ僕が毎日実践している【3つ】のストレス解消法

2021年2月23日

悩む人

最近疲れやすく、ストレスを感じている気がします。

ストレスを緩和する方法があれば教えてください!

今回はこんな疑問にお答えします。

この記事の内容
  • 僕達は普段からとても多量のストレスに晒されています
  • まずは情報を遮断できるように頭の中を空の状態にしてみましょう
  • なぜ自分がストレスを受けるのか、物事の捉え方、内面に目を向けてみることも大切です
  • 気付かないうちにストレスになっているライフイベントもありますので注意が必要です
ちょっと自己紹介
  • 僕は35歳のときに適応障害になり、会社を半年間休職しました
  • それを機に、会社に依存せず自分の力で稼げるようになることを志しました
  • それから6年後、会社を辞めて独立、起業しました
  • 今は顧客管理とマーケティングのコンサルタントをしています

適応障害を経験した僕が、ストレスを受けやすい方にお勧めするのは、頭の中を空っぽにすること、自分の内面と向き合うこと、そしてストレス要因を知ることです。

僕は当時、休職することが社会から脱落することのように思えて怖くて、ストレスの原因を調べたり、いろいろなストレス解消法、発散法を試したりして、休職を回避する方法を模索していました。

これらの経験が、僕にストレスの原因や効果的かつ簡単な解消法の本質に気付くきっかけを与えてくれました。

この記事では、ストレスの原因やその解消法を簡潔にお伝えします。

1.頭を空っぽにしてマインドフルな状態になる

まずは瞑想やマインドフルネスと呼ばれる方法をご紹介します。

難しい印象を持たれるかも知れませんが、要は頭の中を空にして感情の動きをリセットしましょう、というリラクゼーションの手法です。

僕達人間は、普段生きているだけで大量の情報を五感で受け取っています。

テレビ、ラジオ、パソコンなどの従来のメディアに加えて、昨今はX(Twitter)やFacebook、InstagramなどのSNSは膨大な情報量となっています。

あとは、仕事や家庭でも対人関係から受けるストレスがあります。

僕達は、常にこうしたストレスに晒されていることをまずは自覚する必要があります。

マインドフルな状態というのは、こうしたストレスを一日数分でもいいので断ち切って頭の中を空にしてみましょう、ということです。

やり方は簡単で、次の通りです。

マインドフルネス
  • 楽な姿勢で座る(背筋伸ばして座るのがおすすめ)
  • 目をつぶって深く呼吸する
  • 何も考えずに自分の呼吸に意識を集中する

何も考えないというのが最初はなかなかできないと思いますが、何度かやっていると慣れていきます。

まずはできなくても気にせず続けてみてください。

一日数分やるだけでも大きなリラックス効果があるので本当にお勧めです。

今ストレスフルな毎日で辛いという方はぜひ今すぐにでも試してみてください。

2.自分の感情を書き出して内面と向き合う

自分の感情を書き出す方法は、下記の『Search Inside Your Self』でジャーナリングとして紹介されていて、書く瞑想とも言われます。

『Search Inside Your Self』 チャディー・メン・タン(著)

この本はGoogleで実際に行われている研修が元になっているのですが、ストレスや感情のこと全般について書かれていて、とてもお勧めです。

ジャーナリングとはそもそも何をするのかということですが、これは自分のありのままの感情を書き出すという方法です。

ストレスを受けて感情が変動するという人は、周囲の言動に影響を受けやすいと言えます。

実は、適応障害になった頃の僕自身がまさにその状態でした。

数年前の自分
  • 人の評価が気になる
  • 怒られると凹む
  • 仕事がうまくいかないと自分を責める

周囲の言動に影響されやすい理由の1つは、自分がどういうときに感情を変動させるのか、どんな言葉に喜怒哀楽を示すのか、自分自身がよくわかっていないということがあります。

自分のその時の感情をノートに思った通りに書き出すと、客観的に自分の感情、心の動きに気付くことができます。

ただ、最初は書き出すことそのものが恥ずかしい気持ちになります。

ですが、そう感じるということは、あなたが自分自身を受け容れられていないことの証明でもあります。

恥ずかしいかも知れませんが、ひとまず騙されたと思って取り組んでみてください。

僕はジャーナリングをするようになって、とてもストレスが緩和された経験があります。

心が安定するのでストレスに強くなります。

今ストレスフルで辛いという方はぜひお試しください。

3.ライフイベントがストレスと関係している

今とてもストレスフルで辛い人、あるいはなんとなくイライラするとか、疲れやすいという人は、すぐに思いつくストレス要因以外にも生活を通して自然と受けているストレスがあるはずです。

普通に生活している中でもいろいろなライフイベントがあります。

これらのライフイベントから受けるストレスを計測する方法として「ライフイベント法」という方法があります。

有名なのは『ホームズとレイのストレス度表(社会的再適応評価尺度 Social Readjustment Rating Scale:S.R.R.S.)』です。

ホームズとレイのストレス度表
ホームズとレイのストレス度表

このストレス度表は、1967年に社会学者のホームズと内科医のレイによって作られたもので、5千人を対象に調査した結果だそうです。

この表は、結婚のストレス度50を基準に作られています。

この表を見ると、結婚や夫婦の和解、妊娠などの幸福なイベントもストレス要因に数えられています。

このことからもストレスというのは、良い悪いというものではなく、環境の変化という自分への負荷であることがわかります。

僕が35歳のときに適応障害と診断されて休職したときは、埼玉から札幌への転勤(引越し)、結婚、そして妻の妊娠・出産、家族に新しいメンバーが加わる、などの様々なライフイベントも重なっていました。

もちろんこれだけが理由だったわけではないのですが、こういったライフイベントがストレス要因になりうると知ることで、自分の状況を把握しやすくなります。

自分の状況を把握できれば、今は休みをしっかりとる時期だとか、自分は駄目な人間だと責めることもなく、ストレスを受け流すこともできるようになると思いませんか。

今、会社が辛いとか人間関係がうまくいかないという人は、このようなライフイベントからのストレスも頭に入れて、あまり自分だけのせいだと責めすぎないように気を付けてみてください。

4.まとめ

マインドフルネス

マインドフルネスは、日々の疲れやモヤモヤをすーっと解放してくれると思います。

瞑想とかマインドフルネスと言うと難しそうですが、要は頭の中を空にすることです。

ふぅぅぅぅ、と大きく吸った息を吐き出してこれを繰り返すことで頭にお休みを与えます。

簡単ですがとてもリラックスできる方法ですので、ぜひ今試してみてください。

ジャーナリング

ジャーナリングは、自分の感情を紙に書き出して自分自身の感情やその感情が沸き起こった理由と向き合う試みです。

書き出した感情に対して、何かを判断したり評価したりする必要はありません。

例えば、短気な自分やイライラした自分を責めたり、すぐに凹む自分を責めたりとかはしないでください。

自分のありのままを受け容れることが大事なのです。

ライフイベントとストレス

僕は、会社が辛くなって初めて幸せなライフイベントがストレスになるのだと、インターネットで調べて認識できました。

でも認識するだけでも自分の心は少し軽くなったような気がします。

ここで大事なのは、自分が置かれている環境が変わること、例えば昇進、結婚、出産、引越しなどの何気ない環境の変化がストレスになるという点です。

ストレスと言うと悪いイメージで考えがちですが、自分にかかる負荷のことなのです。

自分に今どんな負荷がかかっているのか認識すると、「あ、今はお休みが必要だな」と判断できるようにもなります。

最後に、マインドフルネスやジャーナリングについては、次の書籍がとても参考になりましたので紹介しておきますね。

『Search Inside Your Self』 チャディー・メン・タン(著)

こちらのストレス緩和法についても参考にしていただければと思います。

この記事があなたにとって何らかの参考になれば嬉しいです。

以上です。ここまで読んでくださりありがとうございました。


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