コミュニケーション 投資・ビジネス

ビジネスで人脈が広がるコミュニケーションとは【顔色読む必要なし】

2024年2月4日

悩む人

個人でビジネスをしているのですが人間関係が上手くいかず悩んでいます。

そのこともあり、商品を売ることができず、人脈も広がっていきません。

どうすればコミュニケーション力を高めることができるでしょうか?

今回はこんな疑問にお答えします。

この記事の内容
  • コミュニケーションと言っても、言語的な部分と非言語的な部分があります。
  • 今回お伝えしたいのは非言語の部分です。
  • 空気を読んで会話を展開するのが苦手なのであれば、まずは人の話を聞くことに徹してみてください
ちょっと自己紹介
  • 僕は35歳のときに適応障害になり、会社を半年間休職しました
  • それを機に、会社に依存せず自分の力で稼げるようになることを志しました
  • それから6年後、会社を辞めて独立、起業しました
  • 今は顧客管理とマーケティングのコンサルタントをしています

個人でビジネスをしていると、コミュニケーション力はとても重要です。

コミュニケーション力が低いとなかなか人脈も広げられず、売上も伸びていきません。

僕は2022年から2年ほど会社員をしながらビジネス交流会で支部を運営してきました。

初めは知らない経営者の方々に会うことに億劫な気持ちがありました。

しかし徐々に慣れてきたのか、今では仕事を紹介していただける方が増え、月数十万の売上を創ることができるようにもなりました。

今回は、僕がこの2年間で培ったコミュニケーションに対する考え方をご紹介します。

コミュニケーションと言ってもいろいろありますが、今回は特に、空気を読むのが苦手だったり、相手の気持ちを察するのが苦手だったりする方にとっても有効なコミュニケーション手段を3つご紹介します

ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

1.コミュニケーションの種類

コミュニケーションと一言で言ってもいろいろな視点があります。

ざっくり2種類に分けると、

  • 言語のコミュニケーション
  • 非言語のコミュニケーション

の2種類です。

言語のコミュニケーションでは、

  • 相手にわかりやすく話す技術
  • 相手の言葉を理解する技術
  • わかりやすい文章(メールやLINEなども含む)を書く技術

など、言葉のやりとりに関する能力が問われます。

非言語のコミュニケーションでは、

  • 相手の顔色から何が求められているのかを察する技術
  • 相手のメール(文章やLINEなどのメッセージ)の行間を読む技術
  • 話し相手の間の取り方から真意を察する技術

など、言葉を使わない部分に関する能力が問われます。

言葉で伝えることはできても、その言葉の真意が相手に伝わっているのか、または自分の説明で相手が不愉快になっていないかなど、非言語の部分を読み取るのは簡単ではありません。

そしてコミュニケーションで大事なのは、この非言語の部分です。

僕は2024年5月現在、ニーズマッチというビジネス交流会で支部運営を始めて2年が経過したところです。

この2年間、僕は会社員をしながら副業という形でビジネスをしてきました(2024年3月末で独立)。

とは言え、支部を立ち上げた当初は、特にこれと言って自分の商品・サービスを持っていたわけではありませんでした。

そんな僕が、今では自分のサービスを持ち、ニーズマッチで知り合った多くの方から仕事を紹介していただけるようにもなりました。

その結果、売上も月に数十万まで伸ばすことができています。

一方、交流会の中でお会いする多くの経営者の中で、「この人とはちょっと距離を置きたいな」と思ってしまう方も少なからずいらっしゃいます。

僕のコミュニケーションが完璧だと言いたいわけではありませんが、そういった方とお会いすると、「その人は何を変えればよいのか」を考えてきました。

そうして2年間ほどの間に僕が非言語の部分でずっと意識してきたことがいくつかあります。

その部分をこれからご紹介できればと思います。

2.あなたは”察する”ことは得意ですか?

非言語コミュニケーションと言えば、要するに「察する」「行間を読む」ことが求められる分野です。

僕はどちらかというと、「察する」「行間を読む」が得意です。

このことは、B-Brainという脳診断テストを受けたことではっきりとしました。

B-Brainを受検すると、このような結果を受け取ることができます。

僕は、脳のうち右脳二次元というところの数字が大きかったのです。

右脳二次元については、一番右下に小さく説明がありますが、

人の気持ちを察することが得意で、深い人間関係を構築できる

と書いてあります。

言われてみれば思い当たるところがあります。

相手が話しているときの口調や顔色、あるいはメールやメッセンジャーなどの文章から相手の気持ちを推し量ろうとする癖があります。

必ずしもこちらの考えが相手の気持ちを完全に汲み取っているとは限りません。

しかし、相手からすると気持ちを汲み取ろうとする人との会話は、恐らくかなり楽だと思うのです。

全てを伝えなくてもある程度汲み取ってくれるし、何より理解しようとする姿勢を見せてくれる人との会話は話していても楽しいものだからです。

会話が楽しいとか楽(らく)という部分は、コミュニケーションコストという言葉で言い表されます。

例えば、何度も同じ説明をしなければいけないとか、1から10まで細かく説明しなければいけない人というのは、コミュニケーションコストが高くつきます。

  • わかりません、どうしたらいいですか?
  • もっと詳細に、もっと図を使って説明してください。
  • やっぱりわかりません。

というよりは、「わかりました、今夜頭の中を整理して、不明点があれば質問させてください」と言ってくれる人の方が楽ですよね。

また、常に否定的なことを言われるというのも話が前に進まずコミュニケーションコストが高くつきます。

でも、これらの「察する」という能力は、一朝一夕で身に付くものではありません。

僕自身も過去何度も空気の読めない発言をした記憶があります。

そもそも考え方が理系よりなので、論理的な説明しか受け入れない気質もありました。

相手の説明が分かりにくいと感じると、「どういう意味ですか?こういうことですか?ああいうことですか?」と根掘り葉掘り聞いてしまうことも多々ありました。

結果、相手の方は二度と僕に話しかけてくれなくなりました(汗)

このように、2年間の交流会経験で僕も多くを学びました。

そうは言っても、非言語コミュニケーションが大事なので相手の気持ちを汲み取れるようになりましょう、と言ってしまうとハードルが高いのも事実です。

ですので、察することが苦手でもできること、これさえやれば人間関係がうまくいくようになりますよ、という方法が3つありますのでご紹介します。

3.察するのが苦手ならまずこれをしてください

「いやぁ、私は行間読むのとか苦手で、、、」

という人は、まずこの3つをやってみてください。

  • とにかく相手の話を聴く
  • まず相手の意見を受け容れる
  • 基本的に”にこにこ”する

この3つができるなら非言語コミュニケーションはほとんど問題ないです。

あとは、メールなどの返信が遅いとか、それこそ基本的な部分はありますが。

対面での非言語コミュニケーションでは、上で挙げた3つですね。

とにかく相手の話を聴く

人はやはり、自分が話したい生き物です。

僕も話すほうが気持ちいいです。

相手が話を聴いてくれないのはストレスです。

でもだからこそ、人に対して傾聴の姿勢をみせることは非常に効果的です。

「いや、自分はもう十分傾聴してますよ、大丈夫です」

今そう思った方は注意してください。

そう思っている方は大抵、自分のうんちく語りを長々とやっていますので。

「傾聴が大事です」そういう人ほど傾聴ができていないことがあります。

僕は今でも相手の話がひと段落して、相手が喋った以上の長さにならないように意識しながら自分の話をするようにしています。

そもそも、自分が話す必要がなければ、基本的には相手の話を聴く方に集中します。

相手の話を聴くのは、最初はちょっとストレスかも知れませんが、いろいろなメリットがあります。

  • いい人だと認定してもらえる
  • 相手がまた話したいと思ってくれる
  • 相手の悩みを知ることができる(ビジネスチャンス)

ちょっと打算的に感じるかもしれませんが、別にこれを利用しようというわけではありません。

これによって人間関係の輪が広がりますし、人と人とをつなぐ貢献のチャンスも生まれます。

自分が話すこと、相手の話を聴くこと、どちらの方がメリットが大きいかぜひ一度考えてみてください。

まず相手の意見を受け容れる

これは1つめの相手の話を聴くことに近いです。

意見を受け容れるというのは、次のように否定しないということです。

  • いや、そうじゃなくて
  • もっとこうしたらいいですよ
  • これおすすめなんでぜひお願いします

「意見を受け容れる」という言葉の中にもいろいろな意味があります。

要は、相手の価値観を否定しないことが大切です。

こちらの価値観を押し付けるのも最初は控えた方がよいですね。

このあたりは信頼関係ができた相手とであればあまり問題はないです。

人は大抵、自分が正しいと思っていることは、相手にとっても良いこと、という気持ちがあります。

それ故に、ついつい良かれと思って自分の意見を口にし、相手を困らせます。

特に初対面でこれをやられると相手は困ってしまいますし、次に会話するチャンスも無くなってしまいかねません。

自分の意見を持つことはとても大切ですが、まずは相手のことを理解することから始めましょう。

有名な自己啓発書『7つの習慣』には、第5の習慣として「まず理解に徹し、そして理解される」という習慣があります。

『7つの習慣』(スティーブン・R・コヴィー著)

僕は常にこの習慣を思い出すようにしています。

基本的に”にこにこ”する

コミュニケーション能力などをインターネットで調べると、「相手の話を理解する姿勢を見せよ」というようなことがよく紹介されています。

察することや行間を読むことが苦手、という方にとっては、理解する姿勢というのがどういう姿勢なのかよくわかりませんよね。

理解する姿勢をとれるのは、既に察することに長けた人なのだと思います。

でもその姿勢をわかりやすく示す方法があります。

それが「にこにこする」ことです。

ちょっと想像していただきたいのですが、自分が話していることを無表情で聞かれると、「興味ないのかな?」と思いませんか。

笑顔で話を聴いてくれる人の存在はとてもありがたいものです。

また、人は明るい人のもとに集まってきます。

どんな態度で接するのがよいかよくわからないという人は、まずはにこにこして相手の話を聴くようにしてみてください。

僕自身も常に実践していることです。

4.まとめ

コミュニケーション力の高い低いは、実は言葉の使い方やしゃべる内容ではありません。

非言語の部分、つまり人と接する態度の方が重要です。

相手の顔色や文章、口調などから行間を読むことができる人はコミュニケーションに困ることもないのですが、苦手な人もたくさんいます。

行間を読むのが苦手という人は、まずは「にこにこして」相手の話を聴くようにしてみてください。

そして口を挟まず相手のお話をじっくり聴き入れてください。

これをするだけでもあなたの好感度はとても高まります。

ぜひ試してみてください。

この記事があなたにとって何らかの参考になれば嬉しいです。

以上です。ここまで読んでくださりありがとうございました。


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