人生って思い通りになりませんよね。
仕事も恋愛も友達との関係も、私は何一つうまくいきません。
今回はこんな疑問にお答えします。
この記事の内容- 一見、人生は予測不能で思い通りにならないことばかりのように思えます
- しかしよく目を凝らして見れば、自分の力が及ぶ範囲とそうでない範囲が見えてきます
- 人の気持ちや人の行動に焦点を当てるのではなく、自分の感情や行動に焦点を当ててみましょう
- 僕は35歳のときに適応障害になり、会社を半年間休職しました
- それを機に、会社に依存せず自分の力で稼げるようになることを志しました
- それから6年後、会社を辞めて独立、起業しました
- 今は顧客管理とマーケティングのコンサルタントをしています
人生というのはどうにも思い通りにいかないものですね。
僕の40年の人生でも、思い通りにいかない場面がたくさんありました。
そのために一度はメンタルを病んで絶望的な気持ちを味わったこともあります。
ですがここ数年間で徐々に価値観が変化し、今は毎日が楽しく幸福感に満ちた日々を送れています。
この記事では、「人生思い通りに行かないこと」ばかりではないということをお伝えします。
仕事、恋愛、家族、友人、人によって悩みは様々だと思いますが、人生を楽しめていないという方は、思い通りの人生を創るきっかけが得られると思いますので、ぜひ最後まで読んでみてください。
1.思い通りになることにフォーカスする
人生って思い通りにならない、と考えることがよくあります。
しかし、少し立ち止まってよく考えてみてほしいことがあります。
人生の何が思い通りになっていないのでしょうか?
例えば、あなたが大学受験に落ちたとします。
そんなとき、もしかするとこう考えるかも知れません。
- あ~、ここが出るなんて聞いてねーよー
- もっとあそこを勉強しておくべきだったぁ
- なんでこんな難しい問題出すんだよ~
でもあなたが大学受験に落ちたという出来事に対しては、思い通りにならない部分と思い通りになる部分がそれぞれ含まれているんです。
思い通りにできない部分- 出題内容
- 採点の基準
- 試験室の環境
- 勉強時間
- 自分の体調管理
- 勉強する科目、分野
いかがでしょうか。
確かに思い通りにできない部分はありますが、自分次第のものもかなりあることがわかりますよね。
ですが多くの人はこれを切り分けることなく、自分がおちたのは問題が難しかったせいで、自分は運が悪い、と受験に落ちたことを嘆きます。
でもそれは、あなたにはどうしようもない部分であって、気にしてもしかたない問題、考えるだけ無駄というものです。
この考え方は、『7つの習慣』(スティーブン・R・コヴィー著)の中で、関心の輪・影響の輪という言葉で図解されています。
思い通りになることは影響の輪の中にあり、その外側の関心の輪にあるものが思い通りにならないことです。
思い通りになる影響の輪に入るものは、ほとんど全てが自分の気持ちの持ち方であったり、自分がとる行動であったりです。
つまり、他人のすることや他人の気持ちというのは、自分にはどうしようもないことなのです。
受験以外の例で、関心の輪に入ることをいくつか挙げてみます。
- 国の政策ミスや政治家の汚職の問題
- 会社の経営者や上司の言動
- 学校の友達から受けるいやがらせ
これらの問題は、基本的に他人の言動であり、あなたができるのはこれらに対してどう対処するか、どんな気持ちで受け止めるかという自分の言動のみです。
しかし、多くの人が犯す間違いとして、政治が悪い、上司が悪い、クラスメイトが悪い、と人のことにフォーカスしてしまいがちです。
そうではなく、もっと自分の言動のみにフォーカスし、自分はどうするのかだけを考えてみてください。
どうにもならないことに頭を悩ませるのは本当に時間や体力(エネルギー)の無駄でしかありません。
2.思い通りにならないと嘆く前にやること
そうは言っても、他人の言動は気になるでしょうし、イライラもします。
なので、まずは自分の言動のみに集中できるように、自らのメンタルを安定させることも重要です。
メンタル(気持ち)を安定に、物事をフラット(偏りなく)にみられるようにしましょう。
以下、その方法をいくつかお伝えします。
しっかり睡眠をとる
まずはしっかり睡眠をとることです。
私の経験から、体調が悪かったり、すぐに怒ったり、イライラしたりする人の多くは、生活のリズムが毎日ばらばらです。
何時に就寝し、何時に起きるのかが一定でなかったり、睡眠時間も3~4時間と短かったりします。
うつ病でなかなか眠れない、という人もいるかも知れません。
睡眠導入剤を使っているのかも知れませんが、それであればできるだけ同じ時間に、7~8時間の睡眠がとれるように睡眠導入剤を服用するというのもありではないでしょうか。
生活のリズム、睡眠のリズムは、気持ちのあり方を作る基本的な要素です。
私はその筋の専門家ではありませんが、睡眠がとれていないときと7~8時間の睡眠をとったときとでは、心の安定感が全く違うのはわかります。
もし、あなたが睡眠の時間を疎かにしているのであれば、まずは7~8時間の睡眠を毎日同じ時間にとることをお勧めします。
食事のリズムを一定に保つ
次に食事です。
まずは食事の時間を一定に保ちましょう。
毎日食べたり食べなかったり、食事の時間もばらばらというのでは、体がリズムを作ることができません。
体の不安定は、心の不安定です。
また、食事の内容も大事です。
添加物の多いものばかりではなく、心から美味しいと思える食事を摂ることができれば、不思議と心は安定してきます。
人間に必要な栄養素については、『すべての不調は自分で治せる』(藤川徳美著)がとても参考になりますので、ぜひご一読いただけたらと思います。
マインドフルネス(瞑想)
マインドフルネスや瞑想という言葉を聞いたことはあるでしょうか。
「瞑想」はなんとなくイメージ湧きそうですよね。
マインドフルネスは瞑想と同じことです。
マインドフルネスとは、簡単に言えば何も考えない状態をつくることです。
私達人間は、普段から思考の渦の中に飲み込まれています。
常に思考している状態にいると、頭は疲れてきます。
そしてその思考が不安や焦り、嫉妬、怖れという感情のもとになる人も多くいます。
なので、マインドフルネスでは以下のことをまず試してみていただきたいんです。
- 楽な状態で座る(椅子に腰かけるとよいです)
- 静かに目をつぶる
- 自分の呼吸にだけ意識を集中する
やってみるとわかるのですが、慣れてないと最初はなかなかうまくできません。
でも最初はほんの一呼吸だけでもいいんです。
うまくいかなくても、決して自分を責めないでください。
目をつぶって、自分の呼吸を感じてください。
思考がぐるぐると渦巻く頭の中を一旦空っぽにしましょう。
もしあなたが読書をできる方であれば、以下の書籍に詳しく書かれています。
Googleで取り入れられているメンタルトレーニングとして、マインドフルネスがあるそうです。
瞑想についてはもちろん、世界で一番幸せな人など、心の安定について深い知識がつくと思いますのでとてもおすすめの書籍です。
『Search Inside Yourself』(チャディー・メン・タン著)
その他
その他にいくつかお勧めの考え方がありますが、これらはなかなか一朝一夕にはいかないものですし、長くなりますので別の記事を参照していただければと思います。
- 主体的に生きる
- 人生の目的を決める
- 感情を解放する
どれも非常に重要な考え方で、私自身もこれらを考えるようになり、とてもメンタルが安定しましたし、何より毎日を幸福な気持ちで過ごせるようになりました。
ぜひ上記の記事にも目を通してみてください。
3.まとめ
自分の思い通りになることとならないことは、切り分けて考える必要があります。
『7つの習慣』(スティーブン・R・コヴィー著)では、影響の輪・関心の輪という考え方が図解で示されています。
自分の思い通りになることとは、自分の言動ぐらいのものです。
そして、自分の言動にフォーカスするためにも、より安定した心のあり方を作り上げることが大事です。
- 7~8時間の睡眠をとる
- 毎日の食事の時間を決める
- マインドフルネスを実行する
体調も心の安定も、両者はつながっています。
どちらか一方ではなく、両方同時に作り上げていきましょう。
この記事があなたにとって何らかの参考になれば嬉しいです。
以上です。ここまで読んでくださりありがとうございました。
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