コミュニケーション

会社が辛くて毎日行きたくないあなたが今すぐとるべき行動【体験談】

2021年1月10日

こんにちは、ケンゴです。

この記事は、以下のような悩みを持つ方に向けて、僕の経験をもとに解決方法をお話します。
・会社に行きたくなくて朝上司や同僚にメールで休暇を告げる(電話すら億劫)。
・そんな自分は社会不適合者ではないか、と不安になったり、自分を責めたりする。
・もっと自分に自信を持って、積極的に仕事に取り組めるようになりたい。
・自分を責めなくて済むメンタルを手に入れたい。

僕は、34~35歳のとき、上司との人間関係がもとで、会社に行くのが毎日嫌で嫌でしかたないと思っていました。

朝起きるのがとても辛く、ベッドから手元のiPhoneで、電話すらできずメールで一言「お休みします」と送ったりしていました。

そんな僕は、ずっと上で書いたように、甘えている、卑怯、できないやつなどなど、自分を責める毎日でした。

ここでは、半年間の休職と復帰後のビジネスの経験をもとに、次のような解決策について書いてみました。

この記事の内容
・人生初の長期休暇で得られた予想外の平穏
・自分のコンプレックスを受け入れるための考え方
・自分の力で稼いで自信をつける方法

 

自分の中の捉え方を変える方法については、こちらの記事も参考になると思いますのでよかったらどうぞ。
会社が辛いと感じるあなたへ【考え方1つで強メンタルを手にする方法】

人生初の長期休暇で得られた予想外の平穏

長期休暇、休職することで得られるものについて、実体験をご紹介します。考えてみれば半年間何もせず過ごすというのは、人生において初めての体験で、少なからず新たな発見がありました。

僕は、35歳の秋頃、朝起きてメールで休暇を告げる頻度が高くなり、会社に行っても仕事に集中できず生産性が著しく低下していました。

そして、これは自分が苦しいばかりではなく、会社にとっても負担でしかない、と半ば言い訳がましく休職することを決意しました。

毎日毎日会社に行くのが辛いという人の中でも、次のような人は休職(長期休暇)という手段をとりやすいかもです。

・休職しても健康保険からある程度手当が支給される(6~8割)
・仕事しなくてもすぐに生活に困らない貯金がある(300~400万)

僕が休職した当時の家族構成は妻、子供2人の4人家族でした。

当然、会社には行かなくても家事や子育ては付いて回ります。しかし、当時の僕はそれすらもほとんどできず、毎日毎日ぼーっと過ごしていました。半年間の休職期間のうち5ヵ月間はこんな状態が続きました。

しかし、何もする気にならなくても、考える時間はたくさんありました。

・みんなに迷惑かけて自分は駄目な人間だ
・仕事ができないから上司にも毎日怒られる
・怒られても解決できない自分が悪い などなど

当初は上司や環境に対する怒りどころか、自分を責めるような考えが頭の中を占領していました。

でも会社から離れてストレスから距離を置くと、次第に自分の内面と向き合うような問いかけに変わっていきました。

・自分のことを責めすぎかも
・そもそも自分は何に不安を感じていたんだろうか
・上司や職場環境に対してもっとストレスを感じない捉え方ができたんじゃないか

考え方が変わった背景には、カウンセリングや書籍からの影響もありましたが、もう一つ挙げるとしたら、長期的な休息の効果だったんだと思います。

カウンセリングや書籍については、こちらの記事に書いていますのでよかったらどうぞ。
適応障害やうつに対抗するストレス緩和方法【体験談】

今の状況が本当に辛いという人は、自分を責めながら会社に行き続けるよりは、思い切って長期休暇、休職を選択してみるのもありだと思います。

自分のコンプレックスを受け入れるための考え方

僕は、休職して考えた結果、ストレスを受けたりメンタルを病んだりした要因は、大きく次の2つだと思い当たりました。

・会社の給料がもらえなくなると生活できないという不安がある
・上司や同僚と比較したり怒られたりしたときに自分で自分を責める

給料がもらえない不安に対する対処法は次項で紹介しますね。

自分で自分を責めるという部分ですが、これは自分のコンプレックスと深いつながりがあります。僕自身がそうでしたし、誰しもが何かしらのコンプレックスを抱えていると思います。

そんなコンプレックスを上司や同僚など他人から指摘されると腹が立ったり、傷ついたりしますよね。

一例として僕のコンプレックスを挙げると以下のような感じでした。

・頭が悪いと思われたくない。
・頭の回転が遅いと思われたくない。
・知識不足だと思われたくない。

こんな風に思っていたので、基本的に怒られると傷ついていました。

「普通だったらそんなことはしないよ?」とか「え、これ知らないの?」とか「こんなことも未だにわからないの?」などと言われるのが苦痛で苦痛で仕方なかったのです。そう言われる度に、何で自分は仕事ができないのか、と自分で自分を責めていました。ストレスは大きくなる一方ですよね。

いや、自分はそうじゃない、傷つくというより怒って言い返す、という人もいるかも知れません。でも考えてみてください。怒るということは、言われたことを自分で認めていることと同じで(言葉で論破できないので怒る)、どうして人の言葉に感情で反応してしまっているのか、それを解決しない限りは何も先に進まないのでは、と思います。

話を戻しますが、僕のコンプレックスを読んで気付いた人もいるかも知れません。それは、あまりにも漠然としているということです。

こんな条件を満たしているのはごく一部の天才だけですよね。僕は自分が天才にでもならない限り傷つくことから逃がれられないわけです。おかしな話ですよね。

コンプレックスは、漠然としているからコンプレックスのままなんです。

そして僕は、コンプレックスを細かく分解していくことにしました。

・頭が悪いってどういうこと?
・頭の回転が遅いのはなんで?
・知識が不足しているのはなんで?

僕のコンプレックスの要因は、経験と知識の不足で説明できます。経験したことがないことに対して即決で解決策を思いつくことはできませんし、今まで大して読書すらしていなかったのに博識であるわけがありません。

結局のところ、過去35年間で積み上げたもの以上のものが自分に備わっているはずがなかったんです。

これは、今の自分が無能だから諦めろと言っているのではなくて、今の自分の立ち位置を認識して、その事実のままを受け入れることが大事、という意味です。

この部分は、いきなりうんうんと頷けるものではないかも知れませんが、何度も繰り返し頭の中で反芻してみてください。

少しずつでも意味を感じ取ってもらえれば、今後の生き方を大きく変えてくれる考え方だと思います。

自分の力で稼いで自信をつける方法

先ほど挙げたもう一つの不安に対する解決方法をご紹介します。
・会社の給料がもらえなくなると生活できないという不安がある

会社は一日の大半を過ごす場所で、無意識のうちにそのウェイトは大きくなってしまいます。

会社の給料が生活を支えている状態は、言い換えれば会社に依存しているということです。

僕が精神的に追い詰められた原因の一つは、会社に見放されたら生きていけないし、家族も路頭に迷うことになる、という思い込みでした。実際には、転職することもできるのでそんなことはないのですが、今の会社で脱落したような人間が他の会社でうまくやっていけるはずがないと、思い込んでいたんですね。

これが、人生におけるウェイトが大きくなることの弊害です。

ただ、やっぱり転職しても会社が変わるだけで何かに依存していることに変わりはないですよね。僕は、結局転職という道は選びませんでしたが、その代わりに自分の力で稼ぐ方法を考えました。

そうしてたどり着いたのが「せどり」というビジネスでした。別にここでせどりだけをお勧めするわけではないですが、僕の経験上、数ある副業の中でも最もシンプルで、かつ成果を出しやすいビジネスの一つであることは確かです。

せどりは、安く仕入れて高く売るビジネスです。僕が実際にやったのは、店舗で仕入れてきた商品をアマゾンで出品して、利鞘を稼ぐという方法でした。

アマゾンせどりは、「売る」という、ビジネス初心者にとって最大の難関をアマゾンが担ってくれるというのがとても大きく、僕のような初心者でもとても成果を出しやすいビジネスです。

僕の場合は、平日は会社に出社していたので週末しか仕入れできませんでしたが、3人の幼い子供達を育てながら、半年間程で月の売上を200万まで伸ばすことができました。当時、利益率は15%程でしたので、利益は月30万といったところです。

ただ、成果を出しやすいと言っても、楽とか簡単とかではないという点には注意してくださいね。でも毎日会社に行って朝から晩まで働くよりも短い時間であったことは確かです。

僕は、このビジネスを通して、いざとなれば自分の力でお金を稼ぐことができるという自信をつけることができました。これは、それまで会社に依存して生きていた僕にとっては本当に大きな力になりました。

せどりについては、こちらのサイトがとても詳しく、参考になりますのでよかったらどうぞ。
フジップリン通信~せどりからあなたの人生を変え続ける自由実現メディア~

今、会社が本当に辛くて行きたくないという方は、発想を転換して自分にあったビジネスを探してみるということ一つの方法だと思います。

まとめ

この記事では、一時的に会社に行きたくないというよりは、毎日毎日が辛すぎて慢性的に会社に行きたくないと思っている方に向けて以下の3つの方法を取り上げました。3つとも僕が体験してきたことなので、心の底からお勧めする方法です。

①長期休暇をとって自分の内面と向き合う
②自分のコンプレックスを分解して今の自分をそのまま受け入れる(許す)
③会社からの給料に頼らなくても生活できる方法を考える

人の言葉を気にするのはもうやめたいという方には、こちらの記事も参考になると思いますのでよかったらどうぞ。
人の評価が気になるあなたへ【一貫性を手にする・7つの習慣まとめ】

以上です。ここまで読んでくださりありがとうございました。

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