最近、前にも増して仕事に集中できていない気がします。
上司の指示を理解できなかったり、仕事でミスを連発したり、会社に行くのが辛いです。
私はうつ病でしょうか?
今回はこんな疑問にお答えします。
この記事の内容- 仕事でミスが増える原因として、うつ病の手前の適応障害の可能性があります
- 適応障害になると集中力がなくなり、仕事でもミスをしやすくなります
- 我慢するのではなく、一度職場との距離を置く方がよいです
- 適応障害になる原因は、あなたの物事の捉え方にもあります
- 僕は35歳のときに適応障害になり、会社を半年間休職しました
- それを機に、会社に依存せず自分の力で稼げるようになることを志しました
- それから6年後、会社を辞めて独立、起業しました
- 今は顧客管理とマーケティングのコンサルタントをしています
僕は35歳のときに適応障害になりましたが、そのとき仕事にはほとんど集中できず、ミスどころか自分の席に座ってただPCの画面を眺めているだけの状態でした。
あなたがもし、仕事に集中できず、上司の言っている言葉が理解できなかったり、ミスを連発したりするような状況に陥っているとしたら、適応障害に罹っているかも知れません。
この記事では、適応障害という病気がどういうものなのか、どうすれば克服することができるのか、僕の体験談をお話します。
1.適応障害の可能性を考える
適応障害とは、環境に適応できずにストレスによってそれまでの自分のメンタルに障害が起きることです。
適応障害になると、次のような症状が現れます。
- 明日会社に行くことが怖い
- 朝会社に行きたくない
- 仕事に集中できない
- 朝起きるのが辛い
- ミスを連発する
- 眠れない
このような症状のいずれかが現れているとしたら、適応障害に罹っている恐れがありますので、すぐに心療内科を受診しましょう。
2.ストレスの原因と距離を置く
適応障害は、まだうつ病にまでは至っていません。
その名前の通り、ストレスの原因に適応できるに起きている障害です。
ですが、放置しておくとうつ病になり、快復までにさらに数年を要することになってしまいます。
ですので、適応障害かも知れないと思ったら、まずは心療内科などを受診し、ストレスの原因から距離をおくことが大事です。
僕が適応障害に罹った直接的な原因は、会社の厄介な業務と上司との人間関係にありました。
そこで心療内科を受診した後、半年間会社を休職しました。
半年間と言っても、当初は2ヵ月だけのつもりでした。
ですが、2ヵ月では快復しなかったため、さらに2ヵ月、そして4ヵ月経ってもやはり快復しなかったためさらに2ヵ月、という形で、結果的に半年間に延びただけです。
結局、会社との距離を置いたことで何とか半年間で快復することができました。
3.物事の捉え方を変えてみる
今思い返せば、僕が適応障害になってしまった本当の原因は、会社の仕事や上司との人間関係ではなく、僕自身の物事の捉え方にありました。
会社の仕事が辛いのであれば、業務の分担や配置換えをお願いすればよかったのです。
上司の言葉が辛辣であったとしても、別に素知らぬ顔で過ごしてもよいですし、やはり配置転換などを願い出てもよかったのです。
でも問題は、「それをすると僕の居場所はなくなってしまうんじゃないか」という恐怖や会社に対する依存心の方だったのだと思います。
人や組織に依存してしまった原因は、僕の中に一本の軸がなかったこと、つまり人生の目的がなかったことです。
人生の目的がなかったために、何か他の物に寄っかかるしかなかったし、周りの人、例えば上司の言葉が自分自身の評価基準になっていたのです。
もっとありのままの自分を受け容れる勇気を持っていれば適応障害になることもなかったのかもしれません。
その、「ありのままの自分を受け容れる」とはどういうことなのか、以下の書籍が参考になります。
『嫌われる勇気』は、アドラー心理学に精通した哲学者と普通のサラリーマンの青年との対話形式でまとめられています。
自分との対話、自分を見つめ直すこと、そして他者との人間関係の創り方において、これほど本質をついた本は他にありません。
今は何もする気が湧いてこないかもしれませんが、ストレスの原因から距離を置いて、メンタルが快復してきたら、ぜひ一度手に取ってみてください。
きっとあなたの人生が大きく変わりますよ。
4.まとめ
メンタルの強さは、ありのままの自分を受け容れることができるかどうかです。
人の評価で生きる相対評価ではなく、自分の今を認めて絶対評価をしてください。
『嫌われる勇気』は非常に良書ですので、まだ読んだことないという方は、ぜひ一度手に取ってみてください。
この記事があなたにとって何らかの参考になれば嬉しいです。
以上です。ここまで読んでくださりありがとうございました。
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