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会社員と起業家の違い【会社員を辞めて考えてみた】

悩む人

会社員をしています。

会社員と独立・起業する人とは何が違うのでしょうか?

なぜリスクを冒してまで独立、起業するのでしょうか?

今回はこんな疑問にお答えします。

この記事の内容
  • 会社員は安定していて、独立することは不安定だと思いますか?
  • 僕は新卒以降、1社だけに勤めていましたので、会社員を広く語ることはできません
  • ざっくりと言って、会社員と起業家では、根幹とする考え方、マインドが異なります
ちょっと自己紹介
  • 僕は35歳のときに適応障害になり、会社を半年間休職しました
  • それを機に、会社に依存せず自分の力で稼げるようになることを志しました
  • それから6年後、会社を辞めて独立、起業しました
  • 今は顧客管理とマーケティングのコンサルタントをしています

会社員と独立・起業する人とでは何が違うのでしょうか。

2024年3月に独立・起業した僕の目から、何が違うのかを考えてみました。

あなたは会社員を続けていきたいと考えていますか?

それとも、独立し、起業したいと考えていますか?

どちらが自分に向いているのか、よかったらこの記事を参考にしてみてください。

1.会社員は安定で独立は不安定?

よく言われるのは、会社員は安定していて、独立すると不安定になるよね、ということです。

僕はこの考え方には、半分賛同しますが、もう半分は賛同できません。

その理由は、お金の面だけに焦点を当てて安定・不安定を判断しているように感じるからです。

そもそも僕は、35歳のときに適応障害となり半年間会社を休職していました。

たまたま運良く半年間程度の休職で社会復帰することができましたが、本格的にうつ病にかかると数年間働けなくなる、あるいはずっと働けなくなる恐れもあります。

会社員というのは、毎月の給料と引き換えにそのようなリスクを背負っているとも言えますよね。

また、毎月の給料と引き換えに、人生の大部分を会社に捧げているとも言えます。

お金の面にだけ焦点を当てるのではなく、人生全体に目を向けると、それは果たして安定した人生と言えるのでしょうか。

会社員と言う生き方は、見方によっては著しくバランスを欠いた生き方のように僕には感じられるのです。

それに、下記の記事で書いたように、今の日本が置かれている円安経済は、会社員の給料の価値を目減りさせてしまっています。

こうしたことからも、もっと広い視野、高い視座でものを見る習慣を身に付けることが大事になってきます。

2.僕が考える会社員と起業家の違い

ちなみに、つい1ヵ月前まで会社員をしていた僕の目からみて、会社員と起業家には次のような違いがあるように思います。

  • 知っていることと学ぶこと
  • やらなければいけないことと楽しむこと
  • お金と自由

知っていることと学ぶこと

これは、会社員にとって大事なことが「何を知っているか」であるのに対して、起業家が大切にしているのは「何を学ぶか」であるということです。

僕が会社員をしていた頃、上司や同僚よりも知識がないこと、スキルを持たないことが恥ずかしくてしかたありませんでした。

それが故に、35歳で上司の叱責に耐えられずに適応障害となったとも言えます。

一方で、起業して広い世界を経験すると、全てを知ることなど到底不可能だと気付きます。

  • 営業に精通すること
  • 集客に精通すること
  • クロージングに精通すること
  • 税務に精通すること
  • コミュニケーション、マネジメント、時間管理、などなど

全てを自分で処理することはできないと、起業することで早々に学びます。

だからこそ、ずっと勉強し続けるし、人と協力してチームや組織を形成します。

会社員をしている頃、周りの人はライバルでしたが、起業すると、周りの人は協業のパートナーになります。

やらなければいけないことと楽しむこと

会社員の頃、僕の1日は、やらなければいけないことで埋め尽くされていました。

明日の締切、明後日の締切、来週の、来月の、常に仕事の期限があり、それを中心に人生が過ぎて行きました。

  • この仕事は明日の朝締切だから今日は徹夜だ
  • 会社の飲み会があるから今日は長くなるな
  • 上司に怒られるから早く終わらせなきゃ

会社員をしていた頃の僕は、「時間ができたら○○しよう」と考え続けていて、結局何もしていませんでした。

スキルアップも、読書も、趣味も、家族との時間も、全て後回しでした。

以下の図、アイゼンハワーマトリクスの第1領域を優先させてきました。

ただし、それは35歳で適応障害になる前の僕の話です。

適応障害を克服して社会復帰した後は、起業して成功するために多くの自己投資をしてきました。

金額もさることながら、時間もたくさん投資してきました。

そのためには、会社の仕事の優先順位を落とさざるを得ませんでした。

僕は、将来のゴールを決め、それを達成することを優先し、アイゼンハワーマトリクスの第2領域を優先することに決めました。

それはつまり、人生をもっと楽しむことを決意した瞬間でした。

会社員は、「○○しなければいけない」ことを優先し、起業家は、「人生を楽しむこと」を優先します。

それは将来の話だけではなく、今この瞬間の選択基準についても同じことなのです。

お金と自由

僕は2019年から副業を始めましたが、その前の年、2018年の4月に、10年以内に会社を辞めると決めました。

当時仲の良かった先輩にも打ち明けました。

宣言したとも言えます。

ですが、それから6年間、会社を辞める決心がつきませんでした。

その理由は「お金」です。

  • 辞めたらお金がなくなるんじゃないか
  • 家族を不幸にしてしまうんじゃないか
  • 奥さんに愛想を尽かされるんじゃないか

そんな風に考えていて、ずっと、辞めるのは安定した売上を作ってからだ、と考えていました。

その僕が辞める決心をしたのは、売上が安定したからではありませんでした。

なんとかなるという感覚と、自由であることを求める気持ちでした。

上で書いた「楽しむこと」と近いですが、会社員の頃はお金の不安に縛られていました。

今はお金よりも、自由であることを大切にしているような気がします。

3.まとめ

僕は起業した身ですので、どちらかと言えば起業家よりの書き方をしましたが、実際にはどちらの方が良いなどと決められるものではあります。

僕があなたにお願いしたいことがあるとするならば、ぜひあなたにとって幸せな道を選んでいただきたいということです。

今の社会、自分のために生きている人は少数派で、多くの方がストレスを溜めながら毎日を過ごしています。

そのようなストレスに苛まれる人が一人でも減ってくれればと願っています。

この記事があなたにとって何らかの参考になれば嬉しいです。

以上です。ここまで読んでくださりありがとうございました。


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