ビジネス交流会に参加するとどんなメリットがあるでしょうか?
ちょっと怪しい気もするのですが、参加しても大丈夫なものでしょうか?
今回はこんなお悩みにお答えします。
この記事の内容- ビジネス交流会、特に異業種交流会は、お互いにお客さんを紹介したり、協業したりできる仲間を増やすことを目的として開かれる会です
- ビジネス交流会では、稀に売り込み偏重型の方を見かけますが、詐欺を働くような人はほとんど見かけません
- 初対面の方とお客さんを紹介し合うというよりは、少し長期的にみてお互いを知る機会ととらえてお付き合いをしていくようにしましょう
- 僕は35歳のときに適応障害になり、会社を半年間休職しました
- それを機に、会社に依存せず自分の力で稼げるようになることを志しました
- それから6年後、会社を辞めて独立、起業しました
- 今は顧客管理とマーケティングのコンサルタントをしています
僕が副業時代に自分のビジネスを考えるきっかけになったのが「ニーズマッチ」というビジネス交流会(以降、異業種交流会とビジネス交流会は同義のものとして記述します)です。
ビジネス交流会に参加すると、急にお付き合いする人が増えるので、コミュニケーションに苦手意識のある方などはちょっと身構えるかも知れません。
でも人に会うことは、自分を成長させることにつながります。
ぜひビジネス交流会を上手に活用して、あなたのビジネスの拡大につなげてください。
この記事では、僕が参加したことのある交流会を紹介するとともに、ビジネス交流会をフル活用するためのコツをお伝えします。
1.ビジネス交流会ってどんなところ?
ビジネス交流会では、様々な業種の経営者や営業担当の方が一同に会し、お互いのビジネスをPRします。
展開が速ければ、その場でお客さんやキーマン(ターゲットとつながっている人)を紹介してもらえることもありますが、多くの場合、まずはお互いを知ることに時間を割きます。
ビジネス交流会で出会った方とは、ご縁があれば後日Zoomや対面でお話する時間を設けたり、お互いの商品を購入したりしながら信頼関係を作っていきます。
徐々に信頼関係を築き上げていくと、お互いにお客さんやキーマンを紹介し合うネットワークが出来上がるため、交流会マーケティングの基盤ができていきます。
2.ビジネス交流会をフル活用するコツ
僕は、「ニーズマッチ」というビジネス交流会で2年以上支部を主催してきた経験があります。
また、「えびな会」というビジネス交流会でも、今、支部を立ち上げるための準備を進めています。
僕にとってはビジネス交流会がビジネスの原点とも言える場所になりました。
そんな経験をもとに、ビジネス交流会をフル活用するコツを3つお伝えします。
- 先に貢献する
- 長期スパンで結果を出す
- 自社商品の強みをまとめておく
- フィードバックを成長に変えていく
以下、順に詳しく解説します。
先に貢献する
ビジネス交流会では、相手に先に貢献することが大切です。
先にお客さんやキーマンの方を紹介したり、有益な情報を伝えたりすることで、信頼してもらえるようになります。
最初はなかなかピンとこないかも知れませんが、まず貢献すると覚えておくとよいです。
長期スパンで結果を出す
ビジネス交流会に参加したからと言って、すぐにお客さんに出会えるとは限りません。
運よくトントン話が進む可能性はゼロではありませんが、多くの場合、売上が伸びてくるのは何度も参加してしばらくしてからです。
あなたはすぐにでも自分の商品を売り込みたかったり、お客さんを紹介してもらいたいと思っているかも知れませんが、相手の立場で考えれば、初対面の人に自分の大切なお客さんや友人を紹介するのは、やはり躊躇してしまいます。
一度お会いした方と波長が合うようでしたら、何度か会って話をしながら信頼関係を作っていきましょう。
①人に会い、②何度か話をし、③お互いを知り、④信頼関係を作る、この①から④の繰り返しによって人脈が徐々に拡大していきます。
人脈というのは、お互いにお客さんやキーマンを紹介し合えるネットワークのようなものです。
そして信頼関係は短時間で築き上げることはなかなかできないものです。
ですので、まずは長期目線で、何度も同じビジネス交流会に足を運ぶとよいです。
フィードバックを成長に変えていく
ビジネス交流会に参加すると、人に会う機会が一気に増えます。
その分多くのフィードバックを受け取ることになります。
- PR変えた方がいいよ
- 商品の内容がわかりにくい
- 高すぎるんじゃない?
こうしたフィードバックは、あなたの商材をブラッシュアップする良いチャンスでもあります。
出会った人からのフィードバックをあなたの成長に変えていくと短期間でも大きく成長し、売上を伸ばすことができるはずです。
自社商品の強みをまとめておく
普通にやっているようで、案外できていないのが自社商品の強みを伝えることです。
自社商品のキャッチコピーと一緒に、同業他社と差別化できる部分は何かをしっかり考えておくと、「おっ、この人の商品はなんだか良さそうだ」と初対面でも思ってもらえる可能性が高まります。
ビジネス交流会でPRする時間というのは、そこまで多くはありませんでの、短い時間で簡潔に自社商品の魅力を伝えられるように事前にしっかり考えておくとよいです。
3.ビジネス交流会の注意点
逆に注意しておく点もいくつかあります。
- 相手からの売り込みを怖れない
- くれくれちゃんにならない
- 目的を明確にしておく
以下、順に詳しく解説します。
相手からの売り込みを怖れない
ビジネス交流会は、お互いにビジネスをPRする場です。
あなたが売り込みたいと思っているのと同じように、相手もあなたに売り込みたいと考えています。
売り込まれるのは普通のことですので、購入する気がなければ断っても大丈夫です。
ただ、たまに売り込みがうっとうしいという理由でビジネス交流会から離れていく人もいます。
断るのも一種の訓練ぐらいに思って参加するとよいです。
くれくれちゃんにならない
先に貢献するということを上で書きました。
それと同じことですが、貢献する前にお客さんを紹介してもらいたいという態度で参加すると、なかなか疎ましがられてしまいます。
紹介してもらって当たり前、という気持ちで参加しないように注意しましょう。
目的を明確にしておく
意外と難しいのが目的を明確にしておくことです。
ビジネス交流会に参加することで、ビジネスをどのように成長させたいのか、1年、3年、5年後の姿を明確にしておきましょう。
そうすることで、ビジネス交流会でやるべきことも明確になります。
4.僕が参加したことのある交流会
僕が参加したことのある交流会、周囲の方が参加している交流会、それからビジネスコミュニティをいくつか紹介します。
参加したことのあるビジネス交流会- ニーズマッチ(支部運営中)
- えびな会(支部運営準備中)
- BNI(ビジター参加のみ)
- 超リファーラル会議
- HOOK交流会
- 倫理法人会
- 守成クラブ
- 真誓会
- マーチャントクラブ(自分が参加)
- ワークスタイル起業ラボ(自分が参加)
- WAOJE(周囲の方が参加)
- 和僑会(周囲の方が非参加)
5.まとめ
ビジネス交流会は、お互いにお客さんやキーマンを紹介することを目的として集まる場ではありますが、実際には信頼できない人に対して大切な人を紹介することはできないものです。
ですので、如何に信頼関係を築いていくかが重要になります。
こうしたことから、ビジネス交流会を活用したマーケティングには、長期的なスパンで腰を据えて取り組む必要があります。
この記事で書いたことが参考になれば嬉しいです。
以上です。ここまで読んでくださりありがとうございました。
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