マーケティング 営業

マーケティングと営業の違いは?なぜいきなり営業してはいけないのか【個人ビジネス編】

2024年2月8日

こんにちは、kengoです。

ビジネスをしていると、すぐにマーケティングと言う言葉に出会います。

また一方で、営業という言葉もよくつかわれますよね。

どちらも商品・サービスを売るための用語だというのはわかるのですが、一体この2つの言葉、何が違うのでしょうか。

僕は現在、WEBマーケティングの事業を始めて約2年が経過したところです。

WEBを活用した安定集客の仕組み作りを支援するサービスを提供しています。

実は2024年2月現在、僕はまだ会社員をしていて、パラレルワークをしている状況です。

ですが、1ヵ月後の3月末で退職し、独立開業する予定です。

マーケティングと営業に関しては、会社員をしながらビジネス交流会ニーズマッチで支部運営をしながら実践を積んできました。

ここでは、僕の実体験に基づいてマーケティングと営業の違いを解説していきます。

簡潔にまとめてありますので、ぜひ最後まで読んでいただけたらと思います。

1.マーケティングと営業の違い

まずはマーケティングと営業の違いについて説明します。

1.1 マーケティングとは何か

そもそもマーケティングって何でしょうか?

ビジネスをしていなくてもよく耳にする言葉だと思います。

「ビジネス」もそうなんですが、横文字ってよく使われるんですけど、実は意味が曖昧ですよね。

漢字であればなんとなくどんな定義なのか、どんな意味なのか想像できるんですが。

マーケティング

今の時代、インターネットはもちろん、SNSなども通してガンガン情報をキャッチできます。

個人が考えた商品をSNSで広めることも比較的簡単な時代です。

今のような時代では、競合他社が溢れかえっているので、如何に売れる戦略を立てるかが重要になります。

そのために必要なのがマーケティング、ということになります。

1.2 営業とは何か

では次に、営業とは何でしょうか?

後ほどマーケティングのSTP分析について説明しますが、そのうちのTに当たるターゲット、つまり見込み客に対して、商品やサービスを売り込み、成約に導くことです。

営業とは何か、と言っても、そのカバー範囲は広く明確な定義はありませんが、マーケティングとの対比で整理するとわかりやすいです。

マーケティング営業
リサーチ対象市場(マーケット)見込み客・既存顧客
目的売れる仕組み・戦略作り顧客との信頼関係作り・成約
タイミング商品開発前商品開発後(前であっても○)

なので、営業が始まるのは、実はマーケティングの後ということになります。

1.3 マーケテイングと営業の関係

シンプルな図ですが、マーケティングと営業の関係を図にすると、以下のような関係になります。

マーケティングの戦略がなければ、誰に営業をかければよいのかわかりません。

では、そのマーケティングの戦略とは何でしょうか。

2.マーケティングのSTP分析

マーケティングについては冒頭で説明しましたが、マーケティングの基礎的な設定事項を見てみたいと思います。

STP分析と言う言葉があります。

  • S:セグメンテーション
  • T:ターゲティング
  • P:ポジショニング

出ました、横文字ですね(笑)

よくわからないと思いますので、以下で説明します。

セグメンテーション

セグメンテーションというのは、セグメント、分類するという意味の英単語です。

つまり、「セグメンテーション=分類」です。

何を分類するかというと、市場の分類です。

市場、マーケットとは、例えばゲーム機市場と言えば、

  • 任天堂スイッチ
  • プレイステーション
  • X-Box
  • PC
  • スマートフォン

などなど、といろいろな市場があります。

つまり、最初に自分が商品を作って闘う場所を決めるということになります。

ターゲティング

そして市場が決まれば、次は誰をお客さんにするか、というところを決めます。

なぜこうして市場やお客さんを決めなければいけないのか。

それは、自分のビジネスを有利に展開するためです。

例えば、今からあなたがゲーム機を開発したいと考えたとします。

子供を対象にしたテレビゲーム機を開発しようとすると、スイッチやプレイステーション、X-Boxと真正面から対立する羽目になります。

スイッチ以上のゲーム機を開発することができればよいのですが、通常の間隔で考えるならば、スイッチとの正面衝突は避けたいところですよね。

ゲーム機の市場に参入したいと考えること自体がまずはレッドオーシャンなのですが、その中でもどのゲーム機も対象としていないターゲット層が仮にいたとすれば、あながち勝ち目がないわけでもありません。

例えば、ゲームにハマる層はどちらかと言えば男性に多く、子育てで忙しい主婦層はあまりゲーム機に興味がなさそうですね。

このような、他のゲーム機が対象としていない顧客層を取り込む算段がつくのであれば参入できるかも知れません。

要は、ビジネス始める、商品を開発する前に、どの市場でどのような顧客を対象にするのかを絞り込むことができれば、ビジネスを有利に進めていくことも可能になる、というのがマーケティング戦略なのです。

ポジショニング

そして最後のポジショニングとは、競合他社に対して自分を優位に立たせるための立ち位置を決めることです。

例えばゲームの市場であれば、昨今ではブロックチェーン上でNFTを活用したゲームが次々に開発されてきています。

ブロックチェーンゲームの中には、NFTや仮想通貨を稼ぐことのできるゲームもたくさん出てきています。

つまり他のゲーム機との違いとして、「遊びながらお金を稼ぐことができる」というポジションを確立したと言えますね。

既に他社が参入していて市場のシェアを確立してしまっているのであれば、そこに真正面から突入するのではなく、自社が勝てるポジションを新たに作ると考え方が大切になります。

このようにSTPが決まれば、ようはく商品・サービスを開発してターゲットに営業しに行くことができるようになる、ということです。

以上です。ここまで読んでくださりありがとうございました。


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