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僕に起業する勇気をくれたコミュニティ【具体的な体験談】

こんにちは、kengoです。

昨今、少しずつ起業する人、会社員をしながら副業を始める人、収入の柱を増やす人が増えてきています。

周りにそういう人がいると、自分も何か始めなくちゃ、と焦りの気持ちが出てくるかも知れません。

しかしいざ何かビジネスを始めると言っても、一体何から手をつければよいのかわかりませんよね。

そんなとき、とっかかりの一つとしてコミュニティへの入会は有効な手段になります。

僕自身もいくつかのコミュニティに入り、その中で出会った先輩からの紹介や学びを通じて成長してきた経緯があります。

最初はビジネスのど素人と言える状態でしたが、今ではビジネス交流会を主催するようになり、WEBを活用したビジネスの仕組み作り支援をサービス提供するようにまでなっています。

と、良いことばかりのように書いていますが、コミュニティとの係り方を間違えると何の成果も得られない、なんてこともありますので注意が必要です。

今回は、コミュニティで得られること、係り方の注意点などを僕の体験をもとに解説します。

1.コミュニティの中で成長できた僕の体験談

最初に僕自身の話をさせていただきます。

コミュニティと言っても定義が曖昧というか、いろいろな形態があります。

僕が今所属しているコミュニティは全部で5つありますが、いずれも少しずつ目的が異なります。

どんなコミュニティで、どんな活動をしているのか僕の体験談をお話します。

不要でしたらここは読み飛ばしていただいて大丈夫です。

1.1 せどりコミュニティITF

僕が最初にビジネスの世界に入ったのは、2019年に始めたせどり(Amazonを活用した転売ビジネス)からです。

せどりの解説本を購入し、著者のフジップリンさんにせどりを教えてほしいと打診したことが始まりです。

ITFは国際店舗せどり連盟の略称で、フジップリンさんが立ち上げたせどりの情報交換コミュニティとなっています。

1.2 挑戦者のコミュニティ マーチャントクラブ

せどりコミュニティITFに入ったことをきっかけに、フジップリンさんが元々所属されていたマーチャントクラブを知ることになります。

マーチャントクラブというのは、菅智晃(すがともあき)さんが立ち上げられたビジネスコミュニティで、ビジネスにおいてとても大切なマーケティングを学ぶことのできるコミュニティです。

マーチャントクラブ

https://merchantclub.biz/

菅さんは、僕にとってマーケティングの師匠であり、フジップリンさんと同じくビジネスのメンターと言える存在です。

マーチャントクラブは現在、本部の他に11の支部が開設されていて、日本中のどこからでもオンラインで参加することが可能です。

1.3 遊びながらビジネスを学ぶTHINGi

マーチャントクラブに入ったのと同じ時期に、やはり会員だった石原佳史子さん(通称、えんまりさん)と出会うことになりました。

石原さんは、遊びながらビジネスを学ぶことができる”THINGi”というボードゲームの開発者であり、『人生もビジネスも流されていればうまくいく』という書籍の著者でもあります。

僕は、THINGiという4人ぐらいでプレイするボードゲーム会を主催するファシリテーターとして、石原さんと一緒にお仕事をさせていただくようになりました。

THINGiファシリテーターは、ワークスタイル起業ラボという協会に所属しているため、このラボもコミュニティということになります。

ここまで全部つながっていますね(笑)

でもあと一つあります。

1.4 ニーズマッチでビジネス交流会を主催するように!

THINGi開発者の石原さんは、ニーズマッチというビジネス交流会に参加されていました。

ニーズマッチ

https://nm2014.jp/

ニーズマッチは会員制のビジネス交流会で、出会った経営者同士が人を紹介し合う場として機能しています。

これから起業・副業を始めたいという人にはちょっとわかりにくいかも知れませんが、人脈を広げる交流会と考えてください。

僕は、ワークスタイル起業ラボ内での雑談で不意に「ニーズマッチで支部を主催してみたら?」と水を向けられたんです。

ニーズマッチには、2024年1月現在で約160もの支部が立ち上げられていて、会員も常時1500人以上が所属しているコミュニティです。

当時僕はまだ副業を始めて間もなかったですし、会社員の仕事をしながらビジネス交流会を立ち上げるなんて考えもつきませんでした。

また、経営者の方々と肩を並べて交渉事をする勇気も持ち合わせてはいませんでした(笑)

まぁ、これらの不安は単に考えすぎだったんですが。

結局は意を決して飛び込んでみることにしたわけです。

これが2022年のことでしたので、支部を立ち上げて約2年が経過したところですね。

ニーズマッチに参加したことで、僕が出会う人の数は劇的に増加しました。

年間500人ぐらいの方にお会いし、お互いのビジネスを紹介し合うということを繰り返す中で、少しずつ僕も自分のビジネスを構築していくことができました。

今では、WEBを活用したビジネスの仕組み化、WEBマーケティングのサービスを販売しています。

2.コミュニティに入るメリット

コミュニティに入るメリットは、上で書いた僕の体験談からもわかっていただけたかも知れませんが、僕が考えるメリットを改めて書き出してみますね。

  • 今までにない人脈ができる
  • 仕事の紹介が生まれる
  • 出会いが連鎖する
  • 信頼関係の構築
  • 協業の可能性
  • 宣言する場

このように、コミュニティに所属することにはとても大きなメリットがあります。

この中でも最後の「宣言する場」というのはちょっとわかりにくいかもですので、説明します。

ビジネスをしていると、何かを継続するということがつきものです。

例えば、SNS投稿やブログ更新、メルマガ発信などの情報発信がそうですね。

その他にも、経営をしていると踏ん張らなければいけないところがたくさんあります。

僕は、自分のモチベーションを保つため、あるいは高めるためにとても有効な手段として「周囲の人に宣言する」という方法があると思っています。

例えば、

  • 3ヵ月間で売上100万円を作る!
  • ブログ更新、SNS更新を365日継続する!
  • 会社を辞める!

といった自分の意志だけで成し遂げるのが難しいと思える目標を周囲の人に向けて宣言します。

これ自体が相当に勇気のいる方法ですが、それ故に効果はとても大きいです(笑)

ただ、これらのメリットには少し条件があります。

それを次に説明します。

3.コミュニティ活動の注意点

コミュニティで活動する際の最大の注意点、というか上で挙げたようなメリットを受け取るための条件というものがあります。

それは、「時間がかかる」ことを認識しておくことです。

メリットを受け取る前提条件は、お互いの信頼関係が築かれているかどうかです。

そして、信頼関係を創り上げるために必要なのが「時間」だというわけです。

まず大事なことは、コミュニティに入ったからといって成功するとは限らないし、売り上げが上がったり、仕事を紹介してもらえたり、得なことばかりではないということです。

  • 仕事くれくれちゃんにならないこと
  • 人脈の意味を勘違いしないこと
  • 成果を焦らないこと

これらは十分に頭に入れておいた方がよいです。

ギブ・アンド・テイク、という言葉がありますが、コミュニティではとにかく「ギブ」に力を入れることをお勧めします。

このあたりを次にご紹介しますね。

4.どんな係り方をするのが良いか

コミュニティにおいて、どんな立ち回り方をするのがよいのか。

このあたりも、僕の経験から具体例をいくつかお伝えしたいと思います。

まずは、何をおいても自分が「与える」側に回るということです。

これはコミュニティをうまく活用するための神髄のようなものです。

どんなコミュニティに入っても、まずは何をおいても「与える」ということです。

例えば、

  • コミュニティメンバーの商品を購入する
  • コミュニティメンバーの集客を手伝う
  • コミュニティやそのメンバーを紹介するSNS投稿やブログ記事を書く
  • WEBサイト周りの維持管理を担う
  • ミーティング等の議事録を作る

などです。

これはビジネスを始めた初期ではなかなか理解しにくい考え方かも知れませんが、与えることを続ける人が将来的に大きくステージを上げています。

このことは、僕も周囲の方々を見ていて明らかにそうだと言えます。

最初の頃は早く結果を出したいので、どうしても成果を求めがちです。

最初のコミュニティで3ヵ月ほど経ってもうまくいかないので、そこを辞めてまた別のコミュニティへと移っていく人も多くいらっしゃいます。

でも、コミュニティに所属することの効果が見えてくるのは、十分に時間をかけて信頼関係を創った後です。

このことはぜひ覚えておいてください。

5.こんなコミュニティには要注意

最後に、ちょっと注意が必要なコミュニティについて書いておきたいと思います。

例えば、

  • 代表や中心メンバーが自社商品を販売することを目的としたコミュニティ
  • 他社を陥れてまで売上を上げようとする風潮のあるコミュニティ
  • 売上が大きいことだけが正とされるコミュニティ

のようなコミュニティには注意が必要です。

そういう意味では、自分との繋がりを起点に人脈やコミュニティを広げていくのが一番良いのではないかと思います。

参考になれば嬉しいです。


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以上です。ここまで読んでくださりありがとうございました。

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