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聴き手の心をつかむプレゼンとは?【厳選7ポイント】

悩む人

聴き手が引きこまれるプレゼンというのはどのようなプレゼンでしょうか?

話し方にコツはありますか?

今回はこんなお悩みにお答えします。

この記事の内容
  • 大前提として、聞き手をおいていかないプレゼンを意識する必要があります
  • 自分自身の体験談を話すことで説得力が生まれます
  • 聴き手にとって「はっ!」とする気付きを提供できると最高です
ちょっと自己紹介
  • 僕は35歳のときに適応障害になり、会社を半年間休職しました
  • それを機に、会社に依存せず自分の力で稼げるようになることを志しました
  • それから6年後、会社を辞めて独立、起業しました
  • 今は顧客管理とマーケティングのコンサルタントをしています

プレゼンテーションの上手な人っていますよね。

あの人みたいなプレゼンをしたいって思いますよね。

僕も最近はよくプレゼンの分かりやすさなどで好評をいただいています。

あなたにもきっとできます。

ただしそのためには、まずは良いプレゼンテーションって何なのか、そこを押さえましょう。

この記事では、良いプレゼンテーションを定義した上で、そのための話し方などのコツを7つご紹介します。

1.良いプレゼンテーションとは

ではその「良いプレゼンテーション」とは何でしょうか。

これは簡単です。

プレゼンの後、聞き手がこちらの意図した行動をとってくれるかどうかに尽きます。

この意図した行動というのは、プレゼンによって異なります。

要するにプレゼンの目的ですね。

ですので、プレゼン後に、「わ~すごかったです~」とか「素晴らしいプレゼンでした」と言われることが良いプレゼンテーションなのではなく、当初のプレゼンの目的を達成したときこそ良いプレゼンテーションをしたと言えます。

2.聴き手の心をつかむプレゼンのコツ7選

良いプレゼンテーションの定義はわかりましたが、とは言え、やはり聴き手の心をつかまなければいとした行動にも移してもらえません。

では、その聴き手の心をつかむプレゼンは、どうすればできるのでしょうか。

今回のその7つのポイントをご紹介します。

①1分間300文字のペースで話す

②自分自身の体験談を話す

③「ハッ!」とする気付きを与える

④質問をしながら進める

⑤聴き手の表情やしぐさに注意を向ける

⑥プレゼン資料を画像主体にする

⑦説明の流れを論理的につなぐ

①1分間300文字のペースで話す

1分間300文字のペースで話すというのは、聴き手が理解しやすいスピードで話すという意味です。

早口で聴き取れないなどというのはとてももったいないことですので、聴き手の理解に合わせて話すようにしましょう。

また、同じような意味ですが、専門用語であったり、一般的には使用しない言葉を使ったりするのも控えるとよいです。

「ついてこられない聴き手に問題がある」と一刀両断するのは簡単ですが、それでは聴き手にこちらの意図した行動をとっていただくこともできなくなりますからね。

②自分自身の体験談を話す

人は机上の空論や経験を伴わない理屈だけを聞かされるとだんだんと眠くなってきます。

もっと言えば、何らかの実践を通して得た新たな気付きや、自分では気付きえなかったことを聞かせてくれるプレゼンを求めています。

書籍やウェブサイトで情報収集することは大事ですが、さらにそれを実践した結果何を得ることができたのか、あなたの経験をお話するようにしましょう。

③「ハッ!」とする気付きを与える

上でも少し触れましたが、聴き手としては、とにかく自分が知らなかった情報を入手したいと考えています。

ですので、本やウェブサイトで調べた情報をつらつらと並べても、退屈に感じられる場合が多いでしょう。

相手が超初心者であればまだしも、ほとんどの場合は相手もある程度知識を修めているはずです。

その相手の知識レベルを超える気付きを提供することができれば、聴き手としては持ち帰れるものができ、満足度がアップするでしょう。

④質問をしながら進める

質問をしながら進めると、聴き手にも話をする時間を与えることができます。

あるいは、実際に話す時間を与えずとも、質問をされた側は思考を巡らせるようになるため、集中力が途切れなくなります。

そもそも、人は自分のことを話したい生き物です。

ずっと聴いているだけでは飽きてきて、だんだん集中力が低下していきます。

ところどころに質問を入れると、その集中力が途切れるのを防ぐことができます。

⑤聴き手の表情やしぐさに注意を向ける

これは得意な人と不得意な人がいると思いますが、可能であれば聴き手の表情やしぐさを注視し、聴き手の理解度に合わせたり、退屈に感じている表情などをもとにペース配分を変えたりと臨機応変に立ち回るとよいです。

こういった部分は、普段の会話などで相手の表情やしぐさに注意を向けていなければ一朝一夕にできることではないですが、今後意識してみてください。

⑥プレゼン資料を画像主体にする

プレゼン資料を作るアプリケーションはいくつもありますが、パワーポイントやCanva、Keynoteなどが一般的ではないでしょうか。

プレゼンに使用するスライドは、文字ではなく画像主体にすることをおすすめします。

以下の書籍が参考になります。

『スティーブ・ジョブズ 脅威のプレゼン』(カーマイン・ガロ著、井口耕二訳)

スティーブ・ジョブズのプレゼンは、ほとんど文字を使わないことで有名です。

箇条書きなどで文章を多用すると、聴き手が文字を追うことに集中してしまうため、プレゼンターの話を聞かなくなってしまいます。

そして文字よりも、画像の方が圧倒的に聴き手の理解を促進することができます。

文字がない分、プレゼン能力が問われますが、ジョブズは1ヵ月以上前からプレゼンの練習をして当日までにより伝わる言葉や間のとり方などを詰めていたそうです。

あなたのプレゼンにも簡単に取り入れられる要素がたくさんありますので、ぜひ一度手にとってみてください。

⑦説明の流れを論理的につなぐ

最初にプレゼン全体として聴き手に伝えたいことを考えて、その伝えたいことにつながるように途中の資料構成を埋めていきます。

この処理には論理的な思考力が必要になるのですが、論理的に考えるというのは「順番に考える」「積上げで考える」ことです。

ただ、この論理的な思考にもやはり得意・不得意があります。

不得意な人は、資料の構成を決めた後に、論理的な思考が得意な人に説明するなどしてチェック役を決めておくとよいです。

私は論理的な思考が得意な方ですので、もしそういった要望がありましたらお問合せフォームからお気軽にご相談ください。

3.まとめ

普段からなんとなく「良いプレゼンテーション」という言葉を遣っているかも知れませんが、その「良いプレゼンテーション」とは、聴き手がこちらの意図した行動をとってくれることです。

この記事では、良いプレゼンテーションにつなげるための聴き手の心をつかむための7ポイントをご紹介しました。

特に1つ目の、1分間300文字のペースで話すことなどは、誰でもすぐにできることです。

相手の理解度を高めるのに最適な方法で、私自身これのおかげでいつも「わかりやすい」「落ち着いていて信頼できる」と言っていただけています。

普段の会話でもできるので、ぜひお試しください。

この記事が参考になれば嬉しいです。

以上です。ここまで読んでくださりありがとうございました。


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