人生を頑張ることに疲れてしまいました。
今まで頑張ってきたつもりですが、何一つ報われる気がしません。
今回はこんな疑問にお答えします。
この記事の内容- 人生をつらいと感じる人の多くは、「○○でなければいけない」「○○であるべきだ」という思い込みを強く持っています
- しかし一旦これらの思い込みを手放すことができれば、人生はもっと楽で楽しいものになります
- 思い込みを手放すためには、読書をしたり人に会ったりして、自分とは異なる価値観に触れることが重要になってきます
- 僕は35歳のときに適応障害になり、会社を半年間休職しました
- それを機に、会社に依存せず自分の力で稼げるようになることを志しました
- それから6年後、会社を辞めて独立、起業しました
- 今は顧客管理とマーケティングのコンサルタントをしています
人生というのはどうにも思い通りにいかないものですね。
人の頼みを断れない、人に強く主張できない、我慢の毎日、自分は頑張っているはずなのになぜか気分は晴れない、そんな方に向けてもっと楽に生きていく方法をお伝えします。
僕も数年前まで、上に書いたことを長年やっていて、本当に辛い毎日を過ごしていました。
でも実は考え方を少し変えることができれば、人生はずっと楽に、楽しく、幸せに生きることができることに気が付きました。
諦めることとは全く違います。
人生を楽に生きることは、人生を楽しむこと、つまりは幸福を感じながら生きることです。
僕の体験をもとに、人生を楽に生きる方法をお伝えしますので、ぜひ最後まで読んでくださいね。
1.辛い人生を生きている人の特徴
辛い人生を生きている人の特徴は、だいたい次のような感じです。
- 断らない
- 主張できない
- ほめない
- 認めない
- 休まない
断らない
楽に生きられない人の多くは、人のお願いを断れません。
例えば、飲みに行こうとか、大量の仕事、人からの頼まれごとを断れません。
その裏側には、嫌われるんじゃないか、という対人関係の問題があります。
断ったら嫌われるんじゃないか、だからいい顔をしておこうというわけです。
でも、自分の本当の気持ちを押し殺すこと、つまり抑圧することは、自分にストレスをかけていきます。
よく考えていただきたいのは、断ったら本当に嫌われるのか、ということです。
- 今日は用事があるので帰らせていただきます。
- その仕事を受けると中途半端な出来でお渡しすることになるため、お受けできません
- 予定があるので・・・
あなたはあなたの予定、気持ちを優先していいんです。
そうしないと、どんどんストレスをためることになってしまいます。
主張できない
主張できないのも、自分を押し殺すこと、抑圧することと同じです。
自分はこう思っているのに、言うと嫌われるんじゃないか、馬鹿にされるんじゃないかと思い主張することができません。
でもよくよく考えていただきたいのは、
- 嫌われること
- ストレスをためること
どちらをとるかというだけです。
しかも、思った通りのことを言って本当に嫌われるでしょうか。
私の体感ですが、言いたいことを言って嫌われる確率は、かなり0%に近いように思います。
むしろ言いたいことを言わない方が「はっきりしない奴」と嫌われかねません。
あなたは自分の思った通りのことを主張してもいいんです。
ぜひ勇気を出して一言発してみてください。
ほめない
これは人をほめないのではなく、自分をほめないということです。
あなたは自分のやることなすこと、できて当たり前、できなければマイナス、と言う具合に減点主義で評価していませんか?
小さなことを一つ一つつぶさに見て、自分をほめてあげてください。
- 朝、寝坊せずに起きれた
- ちゃんと歯磨きをした
- 遅刻せず会社に来れた
- 定時で仕事を終わらせることができた
- 夜更かしせずに就寝することができた
なんでもいいです。
出来ないところだけにフォーカスして自分を責めるのではなく、もっと自分の良いところにフォーカスしてみてください。
きっとあなたにも良いところがたくさんあるはずなんです。
認めない
ほめないというのと似ています。
あなたはもっとあるがままの自分を認める必要があります。
自分を認めないというのは例えば、
- こんな顔じゃモテるはずがない
- なんでこんなに要領悪いんだろう
- みんなはもっと頭がいいのに
- 足が短くて嫌になる
- もっと速く走れたら
自分にないものにフォーカスしても何もいいことはありません。
そうではなく、自分が持っているものにフォーカスしてみてください。
さぁ、今からでも自分が持っているものを書き出してみてください。
数えてみてください。
あなたにはきっと良いところがたくさんあるはずです。
休まない
単純に睡眠不足、休息の不足で気持ちが沈むこともあります。
あまり寝られていないという自覚がある場合は、まずしっかり寝てください。
休息を蔑ろにしていると、後々大病など大きく返ってきてしまいます。
また、心の安定のためにも睡眠は大切です。
2.楽に生きるために必要なこと
上で挙げたことをぜひ実行していただきたいのですが、そう簡単ではないかも知れません。
人というものホメオスタシスという変化しない性質を持っています。
これは何も人が変われないと言っているわけではありません。
でも自分の意志で変わりたいと思ったとしても、恐らくそう簡単に変わるものではありません。
なので、私の経験上「これをやれば変われる」という方法をいくつかお伝えします。
人が変わるには
大前研一さんという有名なコンサルタントが『時間とムダの科学』(大前研一・ほか著)で言っていることがあります。
人が変わるには次の3つの方法しかない、と言います。
- 時間配分を変える
- 住む場所を変える
- 付き合う人を変える
自分を変えたいと思ったとき、まずはこの3つのうちどれかを変えることができないか考えてみましょう。
夜寝る時間、朝起きる時間、仕事を切り上げる時間を変えてみる。
他の町に、他の県に、他の国に引っ越してみる。
会社を辞めて人付き合いを変える、趣味を始める、会社以外のコミュニティに所属する。
いかがでしょうか。
できそうなことがあれば試してみてください。
人生の目的を決める
仕事を断りたいとき、行きたくない誘いを断りたいとき、主張したいことをはっきり言いたいとき、実はそう思っただけで実行できるほど人は強くありません。
ですが、強くなれないのはそれを実行するに足る理由がないからです。
理由とは、生きる目的です。
『7つの習慣』(スティーブン・R・コヴィー著)では、「終わりを思い描くことから始める」という習慣があります。
人生の目的は、自分が死んだあとのことをよく想像して、残された家族や友人に自分がどんな人間だったと言ってもらいたいのか、を考えるとわかります。
または、自分が死ぬとき、ベッドの上で最後に目を閉じるとき、どんな気持ちでありたいかを考えてみてください。
私達は、その瞬間、そして自分の死後を思い描き、その最後のために生きています。
人生の目的が決まれば、余計なことに時間をつかっている場合ではなくなりますよね。
他人の課題と自分の課題
過去の私は、他人の気持ちに振り回されていました。
これができないと、あれをやらないと、みんなに見放されてしまうんじゃないか。
上司や同僚に嫌われてしまうんじゃないか。
でも他人の気持ちは結局のところ自分にはどうすることもできません。
『嫌われる勇気』(岸見一郎、古賀史健著)では、他人の課題と自分の課題を明確に分けなさいと言っています。
また、先ほど挙げた『7つの習慣』にも、下図のような影響の輪と関心の輪という図が描かれています。
図中、例に挙げているように、自分の気持ちは自分でコントロールできる影響の輪の中にありますが、他人の気持ちはその外側、自分ではコントロールできない関心の輪の領域にあります。
人の気持ちばかりを優先してあれこれ考えてみても、他人の気持ちはあなたの思うとおりにはなりません。
あなたが断っても断らなくても、関係なしに人に嫌われるかも知れませんし、逆に好かれるかもしれません。
そこにフォーカスせずに、今、自分はどうしたいのかだけを冷静に考えてみてください。
3.自分を優先しないのは人の人生を生きているのと同じ
人の頼みを断れない、自己犠牲の精神を持っているひとは、一見心優しい人のように見えます。
しかし、優しいことと自己犠牲であることは紙一重です。
自己犠牲の精神で生きていれば、その歪みは徐々に大きくなり、いずれ耐えきれなくなります。
そうやって人から言われたから、会社から言われているから、と人のことばかりを優先するのは、自分の人生ではなく人の人生を生きているのと同じことです。
あなたは、今後もずっと人の人生を生きていたいですか?
それとも、これからは自分の人生を生きていきたいですか?
答えが決まったら、ぜひ新たな第一歩を踏み出してください。
4.まとめ
楽に生きられない人には、いくつかの特徴があります。
- 断らない
- 主張できない
- ほめない
- 認めない
- 休まない
人はいつからでも変わることができます。
しかし変わるには勇気も必要です。
自分を変えるために何が必要か、考えて実行する勇気を持ってください。
おすすめ書籍あなたが、他人ばかりを優先する自己犠牲ではなく、自分のことを優先する幸福な人生を生きていけるよう願っています。
この記事があなたにとって何らかの参考になれば嬉しいです。
以上です。ここまで読んでくださりありがとうございました。
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