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会社を辞める時期が決められません!【経験談をお話します】

悩む人

会社を辞めて起業(または転職)したいのですが、会社を辞める時期はどうやって決めればよいでしょうか?

今回はこんなお悩みにお答えします。

この記事の内容
  • 世の中は意外と狭くできていて、あなたが会社でやってきたことは後の人生にも影響します
  • 今の感情よりも、数年先の未来のための行動をとることをおすすめします
  • あえて一年のうち一番忙しい時期を越えた後に辞めると、どんなプラスがあるでしょうか
ちょっと自己紹介
  • 僕は35歳のときに適応障害になり、会社を半年間休職しました
  • それを機に、会社に依存せず自分の力で稼げるようになることを志しました
  • それから6年後、会社を辞めて独立、起業しました。

あなたはもしかすると、今すぐ会社を辞めたい、会社が嫌で嫌でしかたないと思っているかもしれません。

だからもう、後のことはどうでもいいからさっさと辞めてやりたい、と思っているかも知れません。

そんな方には少し別の見かたをお伝えできればと思いますので、ぜひ最後までお付き合いください。

1.世の中は意外と狭い

あまりにも人間として扱われないようなブラックな環境は別として、通常の会社に勤めていらっしゃるのであれば、辞め時については一旦立ち止まってみましょう。

感情的になって、次のような辞め方をするのは特におすすめしません。

  • 今日、明日辞めると申し出る
  • 引継ぎをしない
  • 会社の繁忙期前に辞める

1つめは、実際には難しいとは思います。

民法にも次のように二週間の期間を設けるように定められていますし、恐らく会社の就業規則などでも一か月前などに申し出るように定められています。

(期間の定めのない雇用の解約の申入れ)

第六百二十七条 当事者が雇用の期間を定めなかったときは、各当事者は、いつでも解約の申入れをすることができる。この場合において、雇用は、解約の申入れの日から二週間を経過することによって終了する。

明治二十九年法律第八十九号 民法

あとの2点は、要は会社に迷惑をかけるような辞め方はしない方がよいという意味です。

世の中は意外と狭く、次の仕事でも関わり合いになる可能性もありますし、全く違う業界であっても会社の人にばったり出くわすかもしれません。

人から恨み(おおげさですが)を買うような行為は、結局は自分の未来を傷つけているのと同じです。

2.感情任せで辞め時を決めない

今あなたは、会社を辞めたくてしかたないと思っているかも知れませんが、その負の感情に従って辞めるのはおすすめしません。

冷静になって、いつ辞めるのが一番会社にとって負担にならないかを考えてみましょう。

例えば、一年間のうち、会社の繁忙期が過ぎ去った後などですね。

また、十分な引継ぎの時間をとれるかどうかも考えておきましょう。

会社を辞めることは、とても個人的なことのように思えますが、あなたの未来を創る大切な要素になっていきます。

あなたのマインドセットを形成するからです。

ぜひ、周囲の方々とあなたとの間でWin-Winになる方向で進めてみてください。

3.僕の体験談

僕が以前勤めていた会社は、1~3月が繁忙期でした。

だから僕は、3月末に辞めることにして、1月頭に上司に辞意を伝えました。

3ヵ月間の猶予がありましたので、引継ぎの時間も問題なく、お世話になった方々にも挨拶をしつつ、同僚や元上司とも良好な関係のまま会社を去ることができたと思っています。

そうすることが今後、具体的にどのような意味を持つのかはわかりません。

でも、誰に対してもそういった接し方をすることが自分の人生を豊かなものにすると信じています。

4.まとめ

世間は狭いとよく言われますが、本当にそうです。

あなたの行動は、実はいろいろな人が見ています。

会社なんてどうでもいいや、と半ば自暴自棄になるのではなく、会社とも良好な関係を保ったまま去れる時期を考えてみることをおすすめします。

今後の人生の参考になれば嬉しいです。

以上です。ここまで読んでくださりありがとうございました。


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