一人社長としてコーチング、コンサルティングサービスを販売しています。
もっとセールス力を身に付けた方がよいとわかってはいるのですが、何から始めればよいでしょうか?
マーケティングでやるべきことを簡潔に教えてください。
今回はこんな疑問にお答えします。
この記事の内容- マーケティングとは、商品を売るための流れ、仕組みを作ることを指します
- マーケティングの基本的な概念に、4Pと4Cがあります
- 時代の流れによってマーケティングで重要なポイントも変化しています
- 僕は35歳のときに適応障害になり、会社を半年間休職しました
- それを機に、会社に依存せず自分の力で稼げるようになることを志しました
- それから6年後、会社を辞めて独立、起業しました
- 今は顧客管理とマーケティングのコンサルタントをしています
個人事業主あるいは一人社長向けにマーケティングの4Pを解説します。
個人規模でビジネスをする方、特にコーチングやコンサルティングなどの高単価商品を扱う方向けの解説です。
実は、マーケティングという言葉や4P・4Cをそのまま覚えることにはあまり意味がありません。
ただ、これらの概念は知っておく必要があります。
その重要なポイントを絞り込んで、簡潔にお伝えしますので、ぜひ最後までご覧ください。
1.マーケティングを今一度理解する
そもそもマーケティングとは何でしょうか。
マーケティングという言葉自体は、経営者でなくてもよく耳にする言葉です。
「ビジネス」という言葉もそうですが、横文字だと実は意味が曖昧です。
漢字であれば定義や意味がわかりやすいのですが。
マーケティングとても簡単に言うと、商品が売れる仕組み、その仕組みの構築を指します。
今の時代モノが溢れていますし、日本では貧困だとか格差社会だとか言われてはいますが、それでも明日生きるか死ぬかという人はほとんどいません。
ですが戦後1950年代から1970年代のような圧倒的にモノが不足していた時代というのがあり、当時はマーケティング施策などなくてもモノが売れていました。
ラジオやテレビでCMを打てばどんどん売れる時代です。
しかし今の時代は、インターネットはもちろん、SNSなども通してガンガン情報をキャッチできます。
個人で考えた商品をSNSで広めることも比較的簡単な時代です。
今のような時代では競合他社が溢れかえっているので、如何に売れる戦略を立てるかが重要になります。
そのために必要なのがマーケティング、ということになります。
2.4Pと4Cの違い
そのマーケティングの基本用語として、4Pと4Cがあります。
歴史的には4Pという言葉が先に生まれました。
マーケティングの4P
これは1960年に、E.J.マッカーシー(エドモンド・ジェローム・マッカーシー)というマーケティング学者が提唱した言葉です。
マーケティングの4P- Product:製品・サービス
- Price:価格
- Place:流通
- Promotion:販促
この4Pはどちらかと言えば企業側、売り手側の目線で見た戦略です。
どんな製品を作り、どんな価格で、どこで流通させ、どんな広告を打つのか。
マーケティングの説明でも書きましたが、メディアが発達していなかった時代というのは、ラジオやテレビCM、口コミぐらいしか広告の手段がありませんので、今の時代のようにお客様の目線に立つ必要がありませんでした。
そんな時代背景が現れています。
マーケティングの4C
4Pに対して4Cはずっと後、1993年にロバート・F・ロータボーンという広告学者が提唱した言葉です。
マーケティングの4C- Customer:顧客
- Cost:費用(コスト)
- Convenience:利便性
- Communication:コミュニケーション
これらのCは、先に述べた4Pをお客様目線にひっくり返した言葉です。
どちらの方が大事と言い切ることはできませんが、少なくとも僕も含めて個人でビジネスをして、高単価商品を販売する経営者にとっては、お客様目線の4Cの比重が重要になってきます。
3.お客様の深層心理から逆算せよ
Customerとはお客様の気持ちを想像すること、つまりお客様のニーズを捉えることです。
Cost、価格の見せ方についても、お客様の立場から見て投資価値のある商品・サービスだと思ってもらわなければ購入してもらえません。
Convenience、利便性に至っては、近年ではAmazonのような誰でも簡単に買い物ができるプラットフォームがいくつもできていますが、僕達経営者はお客様から来てもらうというよりはこちらから探しに行く必要があります。
もっとも、WEBサイトやSNS、メールマガジンを活用することで個人であってもお客様を呼び込む仕組みを作り上げることは難しくありません。
また、僕が今支部運営をしているビジネス交流会のような場所は、集客することを考えれば、自分からお客様にアプローチする手段の一つと言えます。
支部運営をしている交流会:ニーズマッチそしてCommunicationというのは、売り手と買い手の信頼関係の構築が重要です。
身近な例で言えば、今あなたが読んでくださっているこの記事もコミュニケーションの一種です。
SNSでフォロワーに向けて情報発信したり、メールマガジンやLINE公式アカウントで情報発信したりすることもコミュニケーションです。
今やコミュニケーションと言ってもいろいろな手段があります。
ただ、最終的には信頼を勝ち取った人がお客様に選ばれるというのは、ある意味ゴールであると言えそうですね。
4.まとめ
マーケティングの考え方として4Pと4Cをそれぞれ解説しました。
今の時代、高単価商品を販売しようとすると、どちらかと言えば4Cという概念がより重要になってきます。
ぜひあなたの商品・サービスでもこの4Cについて考えてみていただけたらと思います。
この記事があなたにとって何らかの参考になれば嬉しいです。
以上です。ここまで読んでくださりありがとうございました。
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