今のまま会社で働き続けるだけでは将来が不安です。
老後2千万円問題は、老後4千万円問題となり、なんとか自分でもお金を稼げるようになりたいです。
副業やビジネスを始めたいのですが、何から始めるのがよいでしょうか?
今回はこんな疑問にお答えします。
この記事の内容- 僕が最初にやったことは本を読むことでした
- 『金持ち父さん貧乏父さん』などは、これから何かを始めたいという方にお勧めです
- その次に、既にビジネスでお金を稼いでいる人に会いにいきました
- 自分が話したことのないタイプの人と話すのは、最初億劫に感じられるかも知れませんが、慣れだと思ってぜひ初めの一歩を踏み出してみてください
- 僕は35歳のときに適応障害になり、会社を半年間休職しました
- それを機に、会社に依存せず自分の力で稼げるようになることを志しました
- それから6年後、会社を辞めて独立、起業しました
- 今は顧客管理とマーケティングのコンサルタントをしています
2024年5月現在、会社従業員の賃金がなかなか上がらない昨今、副業を解禁する企業が増えてきています。
2023年5月に新型コロナウィルスの位置付けが変更されて以降、世界情勢に押される形で物価が上がり始めましたが、賃金の方が上がらない苦しい状況に突入しています。
先が見通しにくい状況の中、自分の力でお金を稼げるようになりたい、副業・ビジネスを始めたいと考える人は増えています。
とは言え、何から始めればよいかわからず前に進めずにいる方も多いのではないでしょうか。
この記事では、僕が辿ってきた道を振り返りながら、副業やビジネスにおいて最初にやるべきことをご紹介します。
1.本を読み人に会おう
僕は2017年に適応障害となり会社を休職したことを機に、自分の力でお金を稼ぐことに興味を持ち始めました。
「稼ぐ」と言っても、当時の僕は会社で土木関連の計画を検討するエンジニア(技術者)であり、営業も商品開発もしたことがなく、ビジネスという発想すらありませんでした。
しかし会社に居続けるのも辛い状況の中で、何をするか考えたとき、自然と情報収集を始めていました。
最初に読んだ本は、『金持ち父さん貧乏父さん』という本でした。
著者はロバート・キヨサキという日系アメリカ人です。
この本では、
- お金持ちの定義
- 資産とは何か
- お金を稼ぐためのマインド
などが非常にわかりやすく紹介されていました。
ロバート氏がこの本の中で特に主張しているのは、
自分のポケットにお金を入れてくれる資産を持つことです。
またこの本は、ロバート氏が考案したキャッシュフローゲームを宣伝するための本でもあります。
※画像はアマゾンより
キャッシュフローというのは、毎月自分の手元に残るお金、入ってくるお金、稼ぐお金の流れのことを指します。
この本を読み、自分が副業としてできること、自分の力でお金を稼ぐためにできること、それは投資だと確信しました。
そして、まずはキャッシュフローゲームを体験してみたいと思い、インターネットでキャッシュフローゲームをできる場所やゲーム会の開催情報などを調べて、ゲーム会に参加しました。
これが、僕がビジネスの世界に入るきっかけとなった最初の行動でした。
2.なかなか行動に移せない方へ
僕は2018年3月に『金持ち父さん貧乏父さん』を読み、2019年2月にキャッシュフローゲーム会に参加するまで10ヵ月もの間行動を起こせずにいました。
僕が参加したキャッシュフローゲーム会の参加費は2千円でしたので、ビジネス初心者でも躊躇するような金額ではありませんでした。
副業を始めたい、自分の力でお金を稼げるようになりたい、そう思っていても、僕を含めて行動に移せる人は多くありません。
なぜ行動に移さないのか、その理由はいくつかあります。
- 将来自分がどうなりたいのか考えていない。夢がないため行動する理由がない。
- 失敗を怖れている。2千円のゲーム会でも損だけはしたくない
- 何も知らな過ぎて、馬鹿にされるかもしれない。それは嫌だ。
当時僕が考えていたのはそんなことです。
しかしこれは僕だけではなく、似たような考えに縛られて動けずにいる人は多いはずです。
3.失敗に対する恐怖は大きくなる
僕は本を読み10ヵ月経った頃にようやく、「よし損をしても2千円だからまずは参加してみよう」と思いキャッシュフローゲーム会に参加しました。
会社員だけを生真面目に続けてきた当時の僕にとってキャッシュフローゲーム会というのは未知の世界ですが、少し考えれば損しても2千円だというのは少し考えればわかります。
それでも「少し損をするかも」「失敗するかも」「笑われるかも」ということを怖れて、当時の僕は動けませんでした。
この記事を読んでくださっているあなたは、「そんな馬鹿な」「たった2千円でしょ?」と思うかも知れません。
しかし、自分でも気づかないうちに失敗への恐怖は大きくなっていきました。
4.時間を味方につける
そもそも当時の僕には、お金を稼ぐスキルを身に付けるために自己投資が必要という概念がありませんでした。
これまでそんな行動をとったこともありませんでしたし、たまに会社関連の研修やセミナーに出かけても、たいていは会社が負担してくれていました。
僕は『金持ち父さん貧乏父さん』だけではなくいろいろな本を読んでいましたが、本というのはなんとなく自分にもすぐにできそうな気持にさせてくれます。
それもあって、自分でちょっとやってみればうまくいくんじゃないか、そんな意味不明の自信もありました。
でも実際は、自分でお金を稼ぐというのはそうそう簡単なことではありませんでした。
ましてや『金持ち父さん貧乏父さん』の著者ロバート・キヨサキのような成功を手にするのは自己投資も時間も多く必要とします。
僕がここ数年で学んだことの一つは、一足飛びに成功が手に入るものではないこと、コツコツと今できることを地道に続けている人が勝つということです。
そんな当たり前のことを学び続けた6年間でした。
夢のない話ですが、近道はありませんのでコツコツと地道なことを続けてみてください。
時間を味方につけてください。
5.まとめ
何かこれまでとは違うことを始めようと思ったときに最初にやるべきことは、「調べる」ことです。
もちろん、調べる前に行動に移してもよいですし、それができるようでしたらその方が成功するのも早いです。
しかし行動に移すことに恐怖を感じる方は、まずは調べることから始めてみてください。
本でも良いですしインターネットで調べるのでもよいです。
また人に会うことは、本やインターネット以上に大きな学びを得ることができます。
ですがそれすらも初めはできない人が多いです。
これまでの価値観を書き換えることの前には、非常に高い壁があります。
これらを実際に経験した僕が今あなたに言えることは、それでも自分を責めることなくほんの小さな一歩でもいいので続けてみていただきたいということです。
例えば、本を一行読むとか、インターネットで検索だけしてみる、それすらも億劫であればPCを開く、本を購入してみだけでもよいです。
何かこれまでと違うことをし続ければ、時間は必ずあなたの味方についてくれます。
この記事があなたにとって何らかの参考になれば嬉しいです。
以上です。ここまで読んでくださりありがとうございました。
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