個人事業主は起業と言えるのでしょうか?
フリーランスと個人事業主は違うの?
今回はこんな疑問にお答えします。
この記事の内容- 個人事業主は、事業を起こして運営することですので、起業と呼べます。
- フリーランスは、個人で仕事を請け負うことですので、法人や個人事業主と比較すると個々人での活動の色が強いです。
- どれが良くてどれが悪いということはなく、あなたは自分が目指す将来のイメージに合った生き方、働き方をするのがよいのではないでしょうか。
- 僕は35歳のときに適応障害になり、会社を半年間休職しました
- それを機に、会社に依存せず自分の力で稼げるようになることを志しました
- それから6年後、会社を辞めて独立、起業しました
- 今は顧客管理とマーケティングのコンサルタントをしています
「起業」と言ってもいろいろな働き方があります。
法人の設立、個人事業主、またはフリーランスなど、会社員からするとどれも独立することではありますが、これから自分が進もうとしている道が何に当たるのか知っておいてもよいですね。
僕は、2019年から5年ほどの副業期間を経て、個人事業主として独立、起業しました。
今回の記事では、法人の設立、個人事業主、フリーランス、そして起業とは何か、それぞれの定義についてお伝えしていきます。
難しい法的な部分ではなく、ざっくりと概念だけをわかりやすく説明していきますので、ぜひ最後までご覧ください。
1.起業とは何か
そもそも起業とは何でしょうか。
業を起こすと書いて「起業」です。
この業とは事業のことです。
「でも、事業って何?」という疑問があると思います。
- 生産・営利などの一定の目的を持って継続的に、組織・会社・商店などを経営する仕事
- 大きく社会に貢献するような仕事
となっています。
これを僕なりに解釈すると、事業、つまりビジネスと言うのは、利潤を生み出す「仕組み」を運営することと考えました。
利潤と言うのは必ずしもお金とは限りません。
NPO法人のような寄付で成り立ち、社会貢献する事業もあります。
ですが、仕組みを中心に事業が営まれることで、創業者一人ではなくその他大勢の人やモノが関与していき、より多くの利潤を生み出すことにつながります。
ざっくりと一言で言い表すならば、起業とは利潤を生み出す仕組みを作ること、その経営をすることと言えるのではないでしょうか。
2.法人と個人事業主の違い
では法人と個人事業主の違いは何でしょうか。
法人と一言で言っても、株式会社や合同会社、NPO法人、財団法人、社団法人といろいろな法人があります。
法人と個人事業主では、法的な枠組みが異なりますね。
また法人と個人事業主の間には、法的な仕組みの違いはありますが、概念で言えば1で書いた「仕組み」の規模の違いもありそうです。
法人は、より多くの人・モノを巻き込んで利潤を生み出します。
一方個人事業主は、基本的には一人で利潤を生み出します。
ただし個人事業主であっても一人で大きな利潤を生み出す仕組みを作り上げることは可能ですから、一概に法人の方が売上の規模が大きいとは言えません。
個人事業主の例としては、例えば一個人が出店しているラーメン屋などの飲食店がありますね。
しかし一人で運営しているとは限りません。
個人事業主であっても、人を雇い、数人の組織として事業を営んでいる飲食店は多いですね。
3.個人事業主は起業と呼べる?
個人事業主は、事業を営んでいますので「起業」の部類に入ります。
個人事業主として開業するためには、税務署に開業届けを提出する必要があります。
開業届けは、自宅やオフィスの地域を管轄している税務署に行けば提出することができます。
こちらは僕が過去に提出した開業届けです。
税務署に行けば開業もできますし、青色申告の申請もできます。
これは会社員であっても問題なく受理されますので、副業であっても事業を開始したいという方は、ぜひ一度お試しください。
4.個人事業主とフリーランスの違い
また、フリーランスと言う言葉がありますね。
フリーランスというのは、働き方の区分に入ります。
会社に属さず、個人で仕事を請け負う形式です。
利潤を生み出す「仕組み」というよりは、個人で仕事をする「形態」という呼び方が合っていますね。
なので、個人事業主とフリーランスの違いは、事業を営んでいるのか個人で仕事を請け負っているのか、と言うことになります。
5.あなたがやりたいことは?
あなたはどの道に進みたいですか?
僕は2024年3月末で会社を辞めましたので、2024年5月現在はまだ起業したてということになりますが、最終的な到達点はビジネスという仕組みを創り上げ、法人を設立して利潤を生み出すことです。
利潤を生み出すことはすなわち、社会に貢献していくことを指します。
ただ人によっては大きな組織にしたくはない、個人で自由に生きていければよい、そんな考え方もあると思います。
自分の進みたい道を進むのが一番社会に貢献できる道なのではないでしょうか。
6.まとめ
法人、個人事業主、フリーランスなど、ビジネスのあり方や働き方によっていろいろな考え方があります。
僕は、自分の目指す将来のことを考えながら、自分にあった働き方を目指していくことがよい生き方であり、社会貢献につながる生き方ではないかと考えています。
あなたもぜひ、自分にあった働き方、生き方を模索していってくださいね。
この記事があなたにとって何らかの参考になれば嬉しいです。
以上です。ここまで読んでくださりありがとうございました。
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